うつ病社員等の休職満了について
近年、うつ病や精神疾患の社員が増えてきています。その他にも、悪性腫瘍等の復帰が見込めず、休職期間満了間近の社員がおります。こういった社員に対し、休職期間満了ですと伝えてもなかなか聞き入れてもらえなかったり、逆に本人や家族に伝えにくい状況となってしまうことがあります。また、退職理由も、休職期間の満了にともなう解雇とも、復職が見込めない自己都合ともとれ、なかなかよい解決方法が見出せずにおります。トラブルにならずにうまく人事整理を行う方法はないのでしょうか。教えてください。
投稿日:2004/12/03 09:25 ID:QA-0000085
- *****さん
- 東京都/化粧品(企業規模 1001~3000人)
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プロフェッショナルからの回答
- 上田 隆正
- 上田隆正社会保険労務士事務所 所長
うつ病社員等の休業満了
現在の就業規則は休業満了についての規定はありますか確認してください
ない場合には 次回からは 改正する必要があると思います。 満了後に復帰する場合は医師の診断
書により復帰できるかまたは業務変更なら可能なのかまたは 無理なのかを判断し、業務に耐えないのであれば退職とするという規定が必要になります
今の該当者については 3ヶ月程度の猶予を見て
その期間内 通常 業務に耐えないまたは他に業務変換できないのであればやめてもらいますと話し合うことがいいと思います。 訴えられたときのためにも
会社側が勤務に戻ってもらうために努力した証拠を
できるだけたくさん残すことです
投稿日:2004/12/03 11:52 ID:QA-0000087
相談者より
ご回答ありがとう御座います。
就業規則には自己都合・解雇ともに該当するような形となっています。
担当医師との接見や、本人との面談などの記録を保管しておこうと思います。
また、自殺未遂等をおこしたうつ病社員の復帰は、実際治ったと医師が判断しても、社会的影響は大きく、会社として受け入れるわけにはいかないのが現実です。
医師の判断(復帰可能)と会社の判断(復帰させず)は、必ずしも一致させなくてもよいのでしょうか。
投稿日:2004/12/03 12:18 ID:QA-0030031大変参考になった
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