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法定労働時間内の割増賃金について

お世話になります。

通常、8時間を超える労働に対して時間外割増の賃金を支払うかと
思いますが、弊社では慣例的に一年以上勤務のパート社員には7時間を超える労働
から時間外割増をつけております。

就業規則では時間外割増は8時間を超えた場合と規程しておりますが、
個別の労働契約では7時間を超えた場合と規程しております。

この場合、個別の労働契約の条件が優先されるのでしょうか？

もし労働契約が優先される場合、次の契約更新のタイミングで、時間外割増の規程を
就業規則に揃え、8時間を超える場合としたいのですが、これには労働者の合意を
得る必要があるのでしょうか？

他に気をつけることなどございましたら併せてお伺いできれば幸いです。
回答お待ちしております。よろしくお願いいたします。

投稿日：2018/09/25 16:15　ID：QA-0079290

報酬・賃金

hikari-oさん: 広島県／販売・小売（企業規模 101～300人）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2件

プロフェッショナルからの回答

川勝　民雄: 川勝研究所　代表者

個別労働契約条件が優先され、労働者の合意が必要

▼ 就業規則と労働条件を定める労働契約との関係については、労働契約法第12条で「就業規則で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において無効となった部分は、就業規則で定める基準による」と定められています。
▼ このことは、その反局面では、当然の事として、「労働契約書の労働条件が就業規則を上回る場合は、労働契約書が優先」されます。従い、現行就業規則に統一することは、労働条件の切下げに該当し、「労働者の合意を得る必要あり」ということになります。

投稿日：2018/09/25 21:37　ID：QA-0079294

相談者より

お忙しいところありがとうございました。
参考にさせていただきたいと思います。

投稿日：2018/09/26 09:29　ID：QA-0079303大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

小高　東: 東　社会保険労務士事務所　代表（特定社会保険労務士）

詳細

ご質問の件

条件がいい方が優先されますので、個別契約が優先されます。

契約更新のタイミングであれば、必然的に合意が必要となりますので、タイミングとしてはよろしいかと思います。

ただし、パートさんからすれば、数百円でも大きいといえますし、モチベーションの低下も考えられます。常時、時間外労働をしているパートさんに対しては、時給アップなどの措置も検討すべきでしょう。

投稿日：2018/09/26 06:10　ID：QA-0079299

相談者より

大変わかりやすい説明ありがとうございました。
時給アップ含めて考えてみたいと思います。

投稿日：2018/09/26 09:45　ID：QA-0079304大変参考になった

回答が参考になった 0件

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