2014年度入社新卒のフォローアップ研修を検討しており、
研修内のコンテンツのひとつとして「モチベーショングラフ」を実施したいと思っております。
35名程の人数でファシリテーターは1名予定。
どのようにファシリテートするかによって、取りとめもない状態(愚痴を言うだけの場)と
なってしまうのではないかと感じております。
モチベーションが高い時、低い時それぞれに深堀をして、
なぜ上がったのか、下がったのか自身で気付かせることに意味をなすと聞いたことがありますが、
そういうものでしょうか。
ファシリテートの仕方も含めご教示くださいませ。
よろしくお願い致します。
心理学のモチベーション曲線を用いたプログラムで「モチベーショングラフ」という手法、またはサービスを展開する企業があると思いますが、一般的に誰もが使うものとはいえません。従いまして、モチベーショングラフの方法をうたう企業に確認するのが一番かと思います。
ちなみにフォローアップ研修が何のために行うかという、根本的な目的意識を御社内で整理、共有されていますでしょうか。手法は二の次三の次で、何を達成したいのかが不明確なままですと、どのような手法を用いても成果になりにくくなります。「フォローアップ」ありきではなく、例えば入社後数か月でのモラールダウンを低減とか、阻止など、明確な目的が設定されることが何より重要と思います。
ありがとうございました。
私も研修でモチベーショングラフ、いわゆる「充実度曲線」を描かせることはよくあります。
ご指摘の通り、ただグラフを見て、グループ共有させると、ただの「愚痴大会」に陥ることが
予想されますので、振り返る観点を明示することを意識してファシリテートしています。
具体的には、曲線が下がって、浮上する段階で、人によって「何を力の源泉」として奮起したのか?バラツキが出ます。
このバラツク要素をモチベータ(モチベーションの源)として、自ら気づかせることで、スランプからの脱出方を習得させる機会につなげます。
具体的には、上司からの承認、ライバルとの競争心、プライベートの充実、仲間のサポート、
目標に対する達成感、知的吸収欲などさまざまなモチベータがあります。
過去を振り返り、頑張れた源が何であるか?
それに気付かせることが重要になります。
基本的にはグループワークで、発表者に対して、各人が質問形式で、発表者のモチベートを
探すサポートをしていきます。
「なんで頑張れたの?」 「その時何を考えてたの?」 「何を目指していたの?」などと
掘り下げた質問を繰り返すことで、気づきを促進させていきます。
ビジネスにおいて、成功行動を起こす人は、スランプの克服方法を自分自身で理解しています。
若年層が入社早い段階で、自身のモチベータに気づき、仕事をすることはとても重要なことだと
思いますので、このワークは私自身も多用します。
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