時間外労働時間明記について
お世話になります。
時間外労働に対する賃金が、みなし賃金として支払いをしております。
今後、何時間分の時間外労働に対するものなのか明記していきたいのですが、
現在の基本給、200、000円。 みなし賃金、50,000円 1か月21日労働、1日8時間
の場合、200000÷21日÷8×1.25=1、488 が時間外労働の単価になると思います。
みなし賃金が、50,000円ですので、÷1、488すると、33,6時間となります。
端数の0,6時間分の考え方をどうしたらいいか教えてもらえますか?
切り捨てて33時間にして0.6時間分は会社がかぶるか?
33.6時間分として明記するか?
きれいな時間になるように賃金等の調整をするか?
などアドバイス願いします。
投稿日:2014/06/02 13:34 ID:QA-0059082
- コイケンさん
- 神奈川県/販売・小売(企業規模 6~10人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、みなし労働時間であって実際の労働時間ではございませんので、そのまま33.6時間分と記載しまして5万円支給される事で差し支えございません。敢えてきれいな時間区切りにする必要性はないですし、そもそもこのように端数処理等をしない事が固定残業制度の主旨といえます。
但し、実際の時間外労働が33.6時間を超えてしまった場合には、超えた時間分の賃金、つまり固定残業代だけでは不足している時間外労働の割増賃金を計算して追加支給される事が必要になります。
投稿日:2014/06/02 14:09 ID:QA-0059085
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
労基法では、 「 みなし残業 」 という制度はなく、 順序が逆
労基法では、 「 みなし労働時間制 」 というものがあっても、 「 みなし残業 」 という制度は存在しません ( 労基法38条の2第1項 )。 従って、 先ず、 「 ○○時間のみなし労働 」 ありき、 次に、 「 ▲▲時間の時間外労働発生 」 せり、 依って、 「 XX千円の割増賃金 」 の支払が必要という流れになるのです。 従って、 重要なことは、 「 みなし労働時間 」 をできるだけ、 実態を反映するよう設定することということになります。 実態を反映することが重要なので、 その結果が、 「 きれいな時間 」 になる保証はありませんし、 その必要もないということになります。
投稿日:2014/06/02 21:04 ID:QA-0059096
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
半日有休で遅刻し、半日勤務に満たない場合の対応 以下、ご質問です。よろしくお願い... [2018/01/08]
-
賃金テーブル 同一労働同一賃金に関する賃金テー... [2020/01/20]
-
管理監督者の休日出勤における賃金 年俸制の管理監督者の賃金の考え方... [2011/05/23]
-
パートタイマーの有給休暇の賃金 弊社ではこれまで、1日6時間、1... [2013/12/19]
-
賃金減給 アルバイトで不正を行ったものがお... [2006/06/05]
-
減給の制裁の制限について 労働基準法では、「就業規則で、労... [2008/12/22]
-
入社時の賃金計算について 弊社では、当月分の賃金を毎月15... [2008/03/05]
-
割増賃金の除外賃金 割増賃金の基本となる賃金からは除... [2006/10/11]
-
昭和63年 基発第150号について さて表記18-03「割増賃金の計... [2014/05/02]
-
時間外労働について 初歩的なことで申し訳ないのですが... [2007/08/22]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
賃金のデジタル払いチェックリスト
賃金のデジタル払いに関して理解・整理するためのチェックするためのリストです。
人事担当者が使う主要賃金関連データ
人事担当者が使う主要賃金関連データのリストです。
賃金制度や賃金テーブルの策定や見直しの際は、社会全体の賃金相場を把握し、反映することが不可欠です。
ここでは知っておくべき各省庁や団体が発表してる賃金調査をまとめました。
賃金テーブル例(職務等級制度)
職務等級制度を採用している場合の賃金テーブル例です。改訂の際の参考資料としてください。
賃金テーブル例(職能等級制度)
職能等級制度を用いた時の賃金テーブル例です。改訂の際の参考資料としてお使いください。