人材活用について(多様化雇用形態の運用法など)
弊社は社員20名の製造業です。
最近、正社員の採用が厳しくパート、アルバイトを採用しております。
そこで、多様化する雇用体系の中で、人材の有効な活用に悩んでおります。
特に正社員とパートとの仕事の割り振りや正社員でまかなうべき業務などが分かれば教えてください。
よろしくお願いします。
投稿日:2006/07/06 11:42 ID:QA-0005276
- *****さん
- 埼玉県/機械
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
製造業といってもさまざまな業態が考えられますが、ごく一般的に考えれば、生産ラインで定型的な作業に従事される人、それを指揮・監督される人、それ以外の部署(総務・営業等)というように分けられると思います。
その場合、定型的な作業労働者に関してはパート・アルバイト等の非正規社員の登用を行い、指揮管理する立場の労働者に関しては正社員で対応されるのが通常ですが、その場合最も重要な事は、パート・アルバイトも含めた階層別の研修・指導体制をきちんと整備することです。
研修・指導体制が整わない状態で、単に経費節約の点のみで安易に正規雇用を減らした場合、業務に重大な支障がもたされる危険性が高いでしょう。
また、当初はパート・アルバイト入社させたとしても、職務において優れている場合には積極的に正社員に登用することも検討されるべきでしょう。
まとめますと、「この仕事は正社員であの仕事はパート‥」といった単純な割振り方に頼らず、責任の大きさ・個人の適性や業績等を十分考慮した上で、柔軟な処遇をしていくことが大切といえます。
投稿日:2006/07/06 14:46 ID:QA-0005286
相談者より
大変勉強になりました。
やはりパート、アルバイトにも教育研修は重要なんですね。
また、正社員とPAといった単純な割り振りにも気を配らないとダメですね。
貴重なアドバイス、ありがとうございました。
投稿日:2006/07/06 17:31 ID:QA-0032206大変参考になった
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