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就業規則　年次有給休暇の繰り越しについて

うちの会社の年次有給休暇については、「発生年度の翌年までしか繰り越せない」と就業規則に記載があるのですが、なぜ繰り越しの限度が翌年までなのか疑問に思っております。この点の根拠について推察がつく方は所見をご教授いただけないでしょうか。

宜しくお願い致します。

投稿日：2012/11/09 23:45　ID：QA-0052046

人事管理

na585203さん: 茨城県／化学（企業規模 5001～10000人）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2件

プロフェッショナルからの回答

服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

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お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

労働基準法第115条におきまして「この法律の規定による賃金（退職手当を除く。）、災害補償その他の請求権は二年間、この法律の規定による退職手当の請求権は五年間行わない場合においては、時効によつて消滅する。」と定められています。

従いまして、年次有給休暇の請求権につきましてもこちらに基き2年の消滅時効にかかる為、翌年度までしか繰越出来ないことになります。御社就業規則でもこうした法令通りの定めをしていることになります。

投稿日：2012/11/10 09:43　ID：QA-0052047

相談者より

早速ご回答いただきありがとうございます。

とても勉強になりました。

投稿日：2012/11/14 02:37　ID：QA-0052089大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

小高　東: 東　社会保険労務士事務所　代表（特定社会保険労務士）

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年次有給休暇の繰り越しについて

年次有給休暇の時効は、労基法１１５により２年となっています。
よって就業規則では、翌年度までと記載されているのでしょう。

ただし、あくまで年次有給休暇が発生した日から、２年間有効となりますので、
必ずしも、年度単位での繰り越しとはならず、
有休付与で基準日を設けているケースで、入社初年度付与の有休については、
翌々年度まで有効となるケースもあります。

投稿日：2012/11/11 11:44　ID：QA-0052053

相談者より

例外のケースまでご教示いただきありがとうございます。

勉強になりました。

投稿日：2012/11/14 02:38　ID：QA-0052090大変参考になった

回答が参考になった 0件

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。

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