時間外労働の考え方
残業時間についてご質問致します。
弊社の所定就業時間は7時間30分です。
時間外労働については36協定を結んでおりますので、上限が1ヶ月当たり45時間、1年当たりで360時間です。
時間外労働内では30分の休憩を設けております。
この時の労働時間の上限は、所定就業時間+36協定上限時間分(プラス休憩)となりますか?
それとも、所定就業時間+(1日8時間に満たない労働時間分の30分)+36協定上限時間分(プラス休憩)でもよいのですか?
ご教授下さい。
よろしくお願い致します。
投稿日:2011/09/14 12:53 ID:QA-0046016
- *****さん
- 東京都/広告・デザイン・イベント(企業規模 51~100人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
法定労働時間がベース
36協定における労働時間は、法定労働時間を意味しますので、例えば、1日、7時間30分労働の場合、7時間30分超、8時間未満の30分については、36協定締結と割増賃金支払義務は生じません。よって、正しいのは、後者ということになります。
投稿日:2011/09/14 13:13 ID:QA-0046017
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2011/09/14 14:09 ID:QA-0046020大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
36協定における延長時間とは、法定の時間外労働を指しています。従いまして、上限に関わる基準となるのも、会社毎に決められている所定労働時間ではなく、1日8時間・週40時間の法定労働時間になります。
従いまして、後段のように法定労働時間との差を含めて1日8時間または週40時間を超える時間のみを時間外労働としまして計算する事で足ります。
投稿日:2011/09/14 22:33 ID:QA-0046032
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2011/09/15 09:10 ID:QA-0046040大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
36協定 36協定は、時間外労働と休日労働... [2007/10/27]
-
36協定の休日労働 36協定の休日労働について、法定... [2011/04/21]
-
所定労働時間について 所定労働時間についてご質問させて... [2018/02/14]
-
36協定(休日労働)について 当社は休日労働について36協定を... [2007/01/09]
-
徹夜労働について ①例えば翌日の朝9:00まで労働... [2005/11/14]
-
時間外・休日労働時間について 長時間労働者への医師の面接指導に... [2008/02/25]
-
時間外・休日労働時間の算定 長時間労働者への医師による面接指... [2008/02/22]
-
休憩時間について 労働時間が6時間超は45分間以上... [2005/06/23]
-
36協定届の記載(所定労働時間)について 弊社の所定労働時間は1日7時間で... [2009/12/10]
-
所定労働時間の変更について 弊社の所定労働時間は現在、9:0... [2006/06/22]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
深夜労働申請書
深夜労働はその時間を管理し、割増賃金を適正に支払う必要があります。補助ツールとしてご利用ください。