健康診断の対象について(年齢別)
当社には35歳以上の社員が複数名おります。
健康診断を会社から実施をお願いするにあたり、
35歳以下の社員には一般的な項目(身長体重、検尿、視力、聴力、心電図、採血、レントゲンなど)の受診をしてもらい、オプション受診については各自の判断に任せる(自費)予定です。
ただ、35歳以上の場合、会社から必須で受診してもらう項目などはあるのでしょうか?(胃カメラなど)
今年35歳になった社員や、40歳を超えた社員を雇入れたため、
どのように病院や検査内容を選べばよいのかわからないためご教示いただきたいです。
投稿日:2021/08/24 16:07 ID:QA-0106760
- まゆしーさん
- 東京都/精密機器(企業規模 11~30人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
安全衛生法上は、診断項目は、年齢に関係なく同じ項目です。
身長など、医師の判断により、年齢により省略できる項目はありますが、
年齢により、胃カメラなど増える項目はありません。
投稿日:2021/08/24 17:21 ID:QA-0106768
相談者より
ありがとうございます。
大変参考になりました、
投稿日:2021/08/24 23:37 ID:QA-0106793大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、定期健康診断の項目は法令で定められており、下記の通りになります。
1 既往歴及び業務歴の調査
2 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4 胸部エックス線検査及び喀痰検査
5 血圧の測定
6 貧血検査
7 肝機能検査
8 血中脂質検査
9 血糖検査
10 尿検査
11 心電図検査
但し、医師が必要でないと認めた場合には省略可能な項目もございます。例えば、35歳未満の場合ですと、上記6~9と11は省略する事が出来ます。また4につきましては、40歳未満の場合に省略が可能とされています。
その他詳細ルールにつきましては、協会けんぽまたは健康診断を受けられる医療機関等にご確認頂ければよいでしょう。
投稿日:2021/08/24 18:13 ID:QA-0106782
相談者より
ありがとうございます!大変参考になりました。
投稿日:2021/08/24 23:37 ID:QA-0106792大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
法律
安衛法の定める検査項目をカバーしていることが重要です。
年齢別の精密検査や人間ドックなどは協会けんぽのオプションで個人が選ぶものであり、法定検診とは別です。
投稿日:2021/08/24 20:06 ID:QA-0106788
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
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