出向契約について

弊社（親会社）は１６のグループ子会社（資本・業務関係有）と事業展開しており、今後とも各社と人事交流（出向）を行っていきます。グループ各社は事業規模や経営状況も異なることから独自の就業規則・給与規程を持ち運営しています。
このたび、弊社から子会社へ出向させる場合、本人の不利益にならないよう弊社の現行給与を保障し、かつ直接弊社が本人へ給与を支給し、子会社からは同額の給与負担金を徴収することを考えています。
ところが子会社の一部から、出向させた弊社社員を昇給・昇格させ役割・ポストに応じた給与を支給したいとの要望があります。
弊社は、グループ内は同一の考え方でスタートしたいと考えています。また弊社給与を上回る額の弊社負担は拒否したいとも考えています。
子会社は、それではモチベーションも低下し頑張れば報われるという人事制度にも反すると主張しています。
そこで折衷案として①弊社が直接本人に支給する②弊社が負担するのはあくまで弊社実額給与のみ③弊社給与を上回る額は子会社で負担④本人は確定申告　とした場合
なにか問題点は発生するでしょうか、ご教示をお願いいたします。
また、そもそも弊社の考え方は統制的でグループ会社とは対等であるとの考え方に反しているのでしょうか？
いままでは、出資関係がなかったため弊社の実額給与を出向先の会社の給与規程に格付け、会社が直接本人へ支給していました。出資したグループ会社間で体力の違いがあり、親会社給与を全額負担できないグループ会社も出てきたことから今回の一元管理方式を採用したいと考えました。

投稿日：2007/04/06 18:50　ID：QA-0008069