漢字名表記に関する社員からの要望について

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

非常に稀なケースですが、理由の如何を問わず少なくとも公的機関に届け出る文書に関しましては漢字表記を含めた正式名を使われるべきです。場合によっては虚偽の届出と判断される可能性も生じますし、そもそも本人の考え方次第で決めるような事柄ではないといえます。

その上で、社内での通称等に関しましては理由を聞いた上で会社判断で決められる事で差し支えないというのが私共の見解になります。

投稿日：2010/08/24 11:13　ID：QA-0022465

相談者より

ご回答ありがとうございます。
正式なものに関しては正式名称を使い、社内通称につきましては上に相談し判断したいと思います。

投稿日：2010/08/24 12:23　ID：QA-0041004大変参考になった

漢字名表記に関する社員からの要望について(3)

ご利用ありがとうございます。
本件については、旧字体の漢字で対応するのがよいでしょう。
届出等の公の文書に関しては、本来の旧字体の漢字を使用します。社員個人を特定できる要素でもあり、例えば新字体にて書面を作成した結果を利用して同姓同名の別の社員と偽り、問題を起こす可能性も考えられます。その他、年金の本人名義についても正しい記載が必要です。営業の名刺は相手が読みやすいように考慮するのであれば新字体でも良いでしょう。また、パソコン等で給与計算や人事管理のシステム運用を行っている場合にはマスターの氏名にも注意して下さい。該当する漢字がサポートされていない場合も想定されますので確認が必要です。最後に、旧字体を使用しなかった事による罰則等はありません。

投稿日：2010/08/24 17:04　ID：QA-0022477

法的と社内的とで使い分け

前の方の回答にもありましたが、公的機関に届け出る文書は正式名で提出しなければなりませんが、社内的には問題ないと思います。

ただし、社内的に管理する書面を見て、法的な書面を作成する場面のあるかと思います。このような場合に、漢字への注意事項をきちんと共有されているかどうかが重要となってきます。
このあたりの情報共有がきちんとされていれば、提出先によって漢字の使い分けをすることで生じる問題を回避できるかと思います。

また、ステークホルダー等の社外の方にも初めからその方が希望される漢字表記で自己紹介をしているのであれば、問題ないと思います。
むしろ、途中で変更する方がややこしくなると場合があるかと思います。
これは、結婚して姓が変わったけれど、旧姓の名乗る女性社員と同様ですね。

ご参考になれば、幸いです。

投稿日：2010/09/01 16:47　ID：QA-0022630