組織改定と人員推移について
毎月、入社・退社・異動・出向・・・など、人の入れ替わりのデータを出している企業様は多いと思いますが、大幅な組織改定が行われた場合、その前後の人員の推移をデータに落とし込む際、旧組織と新組織の紐付けが困難であるとして、増減などはどのような基準で出していらっしゃるのか教えて頂けませんでしょうか。
弊社は2009年度に大幅な組織改定をし、全社員が発令上の異動対象となりました。
その為、2009年4月の人員推移データを作成する際、前月との比較が困難になっており、一般的にはどのようなデータの取り方をしているのかな と思ってお伺いした次第です。
どうぞ、よろしくお願い致します。
投稿日:2009/07/14 17:36 ID:QA-0016795
- *****さん
- 東京都/その他メーカー
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答

- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
大幅な組織改定に伴う人員推移の把握
■ 本年度、大幅な(どれだけ全社的?)組織改訂が行われたとのことですが、実態的に変更された部署、実態は変わらず、組織名だけが変更となった部署が混在しているのではありませんか。同様に、社員についても、仕事が変わり、部署も変わった者、仕事は変わらず、組織が変わったために部署変更となった者など、色々ではないかと推測しています。
■ お尋ねしたいのは、時系列的に、《 人員推移データを作成するのが困難 》 とのことですが、全社に亘る、新旧組織間の、部署別人員推移データの 《 利用目的 》 のイメージが、どうも明確に湧いてきません。
■ 個人別の所属部署歴が要るのか、新部署別の人件費管理資料が欲しいのか、先ずは、その辺りを明確されることが必要だと思います。必要な元ネタが、システム的にデータ保管されてさえいれば、格段難しい作業ではないと思いますが・・・。
投稿日:2009/07/15 13:54 ID:QA-0016803
プロフェッショナルからの回答
組織改定と人員推移の把握
大幅な組織改定ということですから、従来のデータ管理方法ではなかなかとらえにくいことで苦慮されておられるかと思います。
いずれにしても、イレギュラーなのでこれまでの延長でとらえるのは限界もあるかもしれませんが、人をみる前に組織がどう再編成されたかの全体の枠組みをまずは明確にすることから始めるしかないと思います。
組織改定を大きくとらえた場合、①統合、②分離、③新規、④廃止があげられます。
次に構成員たる人をとらえて、A組織の改定に伴うもの(本来の異動とは必ずしもいえないもの)、BAを超えての横の異動(ローテーション)、C縦の異動(昇進、昇格ないし降職、降格などでBが付加する場合もあり)に区分したうえで、整理していく必要があるかと思います。
組織コードで管理する場合も同様の順になるかと思います。
投稿日:2009/07/30 17:56 ID:QA-0016962
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