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退職金引当額の満額ではない退職金支払いについての会計処理

弊社は中途退職者の退職金は勤続年数により支給率が決まっており、引当をしていた満額は
支給になりません。

例えば、勤続10年で退職する者の退職金支給率は70%なので、10年間のその退職者の
退職給付引当金が300万円だとすると、300万円×70%=210万円が支給となります。

支払い時の仕訳は「退職給付引当金/銀行預金 210万円」となりますが、そうすると
10年間の引当額 300万円-退職金支払い額 210万円=70万円の退職給付引当金が余剰
といいますか、宙に浮いた形になります。

この70万円は引当仕訳の逆仕訳で「退職給付引当/退職金 70万円」と戻す処理が適切なの
でしょうか。あるいは何もせずに退職給付引当のままにして貯めておけばいいのでしょうか。

もし、貯めておいていい、となると、弊社は毎期末には在職者の個人別の退職給付引当額を
表にしてその全員の合計額と会計上の退職給付引当金とに差異が無いかどうかを経理が確認
するのですが、差異が出てしまう形になります。

どのような会計処理及び考え方が適切なのでしょうか。ご教示願いたくよろしくお願い致します。

投稿日:2017/12/21 13:36 ID:QA-0074085

雪ちゃんさん
東京都/その他業種(企業規模 301~500人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答1

プロフェッショナルからの回答

可児 俊信
可児 俊信
株式会社ベネフィット・ワン ヒューマン・キャピタル研究所 所長 千葉商科大学会計大学院 教授

退職金支払い時の退職給付会計の処理

①毎期始の処理
   各従業員ごとに引き当てます。
   退職給付費用  /  退職給付引当金  ×××

②当該退職者の発生直前の状態
   退職給付引当金残高  300
   
③当該退職者の発生
 
   退職給付引当金(負債の戻入)  300 / 現預金(資産の減少)  210
                      / 退職給付費用(費用の戻入)  90

貴社は個人別に引当額を管理されているとのことですので、上記経理処理となります。

本来であれば、個人別に管理できるのは退職給付債務であり、引当金は全員の合計で管理します。
貴社は企業年金を採用されていないようですので、退職給付債務=退職給付引当金となっています。
ちなみに、企業年金があれば、退職給付債務の合計=年金資産+引当金の合計
となります。

投稿日:2017/12/21 15:04 ID:QA-0074089

相談者より

回答ありがとうございます。
やはり差額は費用の戻し入れをするのが正しいのですね。
ちなみに、300-210=70 でなく90でした。
ケアレスミス失礼しました。

どうも有難うございました。

投稿日:2017/12/21 15:16 ID:QA-0074090大変参考になった

回答が参考になった 0

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