パート社員が社会保険に加入した場合の年収の損得について
いつもお世話になっております。
当社の工場で今まで週5日勤務で1日の労働時間が正社員の4分の3以下で社会保険に加入しておらず、年収も95~100万円に抑えていたパート社員より、
今後は1日の労働時間も正社員の4分の3以上とし、社会保険にも加入したいと申し出があったそうです。
大体、試算すると今後は年収が136万3600円くらいになるそうで、今までは国民健康保険・国民年金だったのですが、
今後、厚生年金と会社の健康保険組合に加入した場合、どれくらい損得が発生するのでしょうか?とご本人より工場長宛に問い合わせがありました。
136万3600円÷12=月額給与 113,633円と過程すると、社会保険料は健康保険 5,791円、厚生年金 9,805円となり、
年間で(5,791+9,805)×12=187,152円となるのですが、
国民健康保険・国民年金の知識がないため、ご質問ですが今までの国民健康保険・国民年金で年収100万円くらいの場合と
厚生年金と会社の健康保険組合に加入し年収136万円の場合の年間社会保険料合計187,152円とを比べ、
年間で社会保険料がどれくらい多くなるものでしょうか。もしくは、少なくなるのでしょうか。
また、目先の保険料で比べた場合、国民健康保険・国民年金の方が安い、としても
長い目で見ると年金受給額を考慮すると厚生年金の方が得であるなどあるかも知れませんが、
このような問い合わせに関しては、どのように回答するのが良いのでしょうか。よろしくお願いします。
投稿日:2016/01/09 15:51 ID:QA-0064777
- newyuiさん
- 神奈川県/その他業種(企業規模 31~50人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、国民年金については通常年間納付額187,080円と決まっております。但し、前納等による割引制度もございますので、これより少ない納付額になる場合もございます。
一方、国民健康保険料については個人の年収や自治体によって金額が異なります。
従いまして、いずれも当人に通知されている保険料額を確認された上で計算する事が必要です。
ちなみに、通常であれば、会社と折半負担となる健康・厚生年金保険の方が本人負担が安くなりますし、将来の年金受給額が増える事からも、健康・厚生年金保険加入の方がメリットが大きいといえます。
投稿日:2016/01/12 09:50 ID:QA-0064783
相談者より
いつもお世話になっております。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
投稿日:2016/01/12 11:46 ID:QA-0064793大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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