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国民の祝日が増えることによる対応

来年から国民の休日として「山の日」が増えますが、「山の日」が増えることによる労働日数について、他社のご対応を知りたいと思っております。特に、労使間で年間休日と年間労働日数を定めていらっしゃる会社のご対応を教えていただきたいです。弊社の労働組合からは、「山の日」が増えることにより、年間休日を1日増やし、年間労働日数を1日減らしてほしいという要求がありましたが、他社さんの例を参考に対応したいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿日:2015/10/26 13:56 ID:QA-0063982

スージーさん
東京都/精密機器(企業規模 101~300人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

小高 東
小高 東
東 社会保険労務士事務所 代表(特定社会保険労務士) 

ご質問の件

まず、御社の就業規則の休日規定を確認して下さい。
国民の祝祭日となっていれば、年間休日が1日増えるのみが通常です。

ただし、週休2日等必ずしもそうなっていない会社は、別ですし、
業務の都合上、どうしても山の日に休まれては困るということであれば、
よく説明して説得したり、あるいは、就業規則を変更する必要があります。

投稿日:2015/10/26 17:24 ID:QA-0063987

相談者より

ご回答ありがとうございました。
弊社の場合は、就業規則では、「会社の休日は、年間125日とする」と定めており、その内容は、
(1) 日曜日および土曜日
(2) 国民の祝祭日日等
(3) 年末年始(12月30日から1月4日まで)
(4) その他会社が特別に休日と定めた日
となっており、毎年、上記(1)~(3)で年間125日に満たない日数(2-3日程度)を全社一斉夏季休暇としています。(夏季休暇の日数は定めていません。)
よって、弊社としては、「山の日」が増えても、本来の年間休日125日内に含め、特に年間休日を126日に増やす予定はありませんでしたが、この度、組合より、年間休日を126日に1日増やし、年間労働日数を240日から239日に1日減らしてほしいという要求を受け、ご相談した次第です。
こういったケースでの対応についてアドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

投稿日:2015/10/27 09:28 ID:QA-0064000参考になった

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プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、年間休日と年間労働日数が労働協約や就業規則上に具体的な数字で決められている場合ですと、通常であれば変更される必要がございます。恐らくは祝祭日(国民の休日)が休日とされているものとお見受けされますので、そうなりますと当然に変更が必要になります。

ちなみに、こうした休日の増加は今後もないとは限りませんので、年間休日や年間労働日数を前もって決める事は実務上手間を増やす事になります。従いまして、例えば休日に該当する日(土日祝等)が明記されていましたら、このような実数を定めずにおかれる事をお勧めいたします。

投稿日:2015/10/26 20:01 ID:QA-0063991

相談者より

ご回答ありがとうございました。
弊社の場合、年間労働日数と年間休日を労使協定で定めておりますので、今回を機に変更を検討するとしても、休日日数の定めを取り止めることは困難かと思います。

投稿日:2015/10/27 17:56 ID:QA-0064015大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

小高 東
小高 東
東 社会保険労務士事務所 代表(特定社会保険労務士) 

ご質問の件2

まずは、どのような理由で125日という休日数を設定したのかといったところですが、

今般、土日祝祭日の(1)、(2)だけでも、2020年には、125日となってしまいます。日曜日が祝祭日のときの振替があるために、年によって、休日数の差が出てきます。さらに(3)の年末年始が加算されると125日を超えてしまうことになります。

会社として、年間休日数を決めるやり方もありますが、(1)~(4)と整合性が取れるようにしておくべきです。
また、労使トラブルとならないためには、
例えば(4)=125日ー((1)~(3))などより具体的に記載しておくべきです。

ただし、現規定では、125日や126日であってもそれを超える年もありますので、
年間休日日数を含めて、再度、休日規定を見直す必要があるといえます。

投稿日:2015/10/27 12:17 ID:QA-0064003

相談者より

ご回答、ありがとうございました。
ただ、2020年のカレンダーを確認しましたところ、(1)と(2)を合わせて125日は超えず、123日となりますので、今のままの年間休日日数125日を満たすためには全社一斉夏季休暇を2日とすることになります。
様々なデータを調べましたところ、年間休日日数の平均は大体120日前後、年間労働時間は1900時間前後ですので(メーカーの年間休日日数は若干多めですが)、弊社は業界では休日日数は比較的多く、年間労働時間はほぼ平均であることがわかりました。
年間休日日数を1日増やすことによるコスト的なインパクトも考慮して、慎重に対応したいと思います。

投稿日:2015/10/27 18:03 ID:QA-0064016大変参考になった

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回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
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