コロナワクチン接種を拒む社員への対応
お世話様です。
コロナ感染者数が下火となり飲食制限も解除されて普段のリズムに
早く戻ることを期待したいですが、弊社ではコロナワクチン接種に
あたり、特別休暇を取得できるように配慮し、副反応が出た場合に
接種翌日も特別休暇の取得を可能として接種できる環境を整えて
います。また、不幸にも感染した場合や濃厚接触者に認定された場合も
特別休暇で回復までの期間対処しています。(特別休暇は有給扱い)
ただし、ワクチン接種を強制するような指示、指導はしていませんし、当然
差別的行為(扱い)は一切行っていません。
また、体質や体調に問題がありワクチン接種ができないような社員もいない
と考えています。
そこでご質問ですが、ワクチン接種をするか否かは自己責任(本人次第)
ですが、万一ワクチン接種をしない社員が感染して社内外で感染拡大させた
場合に当該社員に対する責任追及はできるものなのでしょうか?
会社では通常の感染予防策(マスク着用・手指消毒・定期的換気・三密回避等)
は実施しています。
ワクチン接種を受けない自由を否定してませんので強制していませんが、
その裏腹でワクチン接種をしていないために感染し拡大させてしまった
責任はどうなるのかという問題です。
現時点で、ワクチン接種をしていない社員は数名いると推測しています。
よろしくお願いします。
以上
投稿日:2021/10/27 08:18 ID:QA-0109084
- kandt17さん
- 東京都/建設・設備・プラント(企業規模 31~50人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
対応
残念ながらコロナに罹患することや、他者に感染させないことを100%封じる手段がありません。ワクチンはきわめて有力な措置ですが当然100%防止できません。それゆえ万一社内感染があったとしても、それをその社員の責任だと証明することは医学的に難しいと思われます。
それゆえ強制ができず、皆自己防衛以上の対応ができていないのだと思います。
本件もワクチン拒否を罰することができない以上、わずかでも症状・発熱などが見られた際に、絶対に無理して出社しないことや、上司が出勤を推奨するような雰囲気を持たせない方が現実的だと思います。
職場で毎週上司がワンパターンにならないよう呼びかけを工夫するなど、地味ですが、継続する注意喚起は非常に有効だと思います。
投稿日:2021/10/27 09:57 ID:QA-0109097
相談者より
回答ありがとうございます。
感染ルートが証明できない以上は防疫対策の徹底を地道にアナウンスするしかないですね。
国内の2回接種完了者は70%超になっているので集団免疫ができていることと新たな新株が蔓延しないことを期待します。
投稿日:2021/10/27 11:39 ID:QA-0109101大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
現段階では、ワクチン接種は強制はできずに、個人の判断によるとされています。
強制できないということは、ワクチン接種は義務でなく、責任はありません。
責任追及はワクチンハラスメントともいえますので、そのような空気は慎むべきといえます。
ワクチン接種以外の感染予防策については徹底するよう指導できます。
投稿日:2021/10/27 10:24 ID:QA-0109098
相談者より
回答ありがとうございます。
感染ルートが証明できない以上は防疫対策の徹底を地道にアナウンスするしかないですね。
国内の2回接種完了者は70%超になっているので集団免疫ができていることと新たな新株が蔓延しないことを期待します。
投稿日:2021/10/27 11:39 ID:QA-0109102大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
接種拒否者への対応
▼「ワクチン接種をしないことの自己罹患は自己リスクですが、他社員への感染も自己リスクと片づけける訳にはいきません。
▼更に厄介なのは、感染源が、当該社員中の誰なのか、更に、通勤途上を含めた未接種の他人なのか、特定不能なことです。
▼法的議論はあるにしても、ワクチン接種拒否社員には、接種するまでの期間、出勤禁止を命じる決断が必要かと思います。
▼休業手当の支給の是非は議論の余地がありますが、今回の状況では、処罰対象行為に近く、支払いは不要だと思います。
投稿日:2021/10/27 10:34 ID:QA-0109100
相談者より
回答ありがとうございます。
感染ルートが証明できない以上は防疫対策の徹底を地道にアナウンスするしかないですね。
国内の2回接種完了者は70%超になっているので集団免疫ができていることと新たな新株が蔓延しないことを期待します。
投稿日:2021/10/27 11:39 ID:QA-0109103大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
ワクチン接種時の取り扱いについて(同一労働同一賃金) 当社では新型コロナのワクチン接種... [2021/08/24]
-
コロナワクチン接種による奨励金 ご教示お願い致します。コロナワク... [2021/06/28]
-
新型コロナワクチン接種日は有休扱い? 65歳以上の社員に自治体から新型... [2021/04/07]
-
職域接種の個人情報について インフルエンザの集団接種管理と同... [2021/07/06]
-
コロナウイルスワクチン接種に関する会社対応 大手法律事務所の新型コロナウイル... [2021/03/11]
-
ワクチン接種 仕事の一環 弊社では、ワクチン接種(職域では... [2021/08/28]
-
従業員への接種有無の聴取について 新型コロナワクチン接種に斯かる、... [2021/06/22]
-
ワクチン未接種での海外出張の是非について 2年以上続くコロナ禍も一定の収束... [2022/06/23]
-
年次有給休暇・有休特別休暇の先行について 当社では、新型コロナウィルスのワ... [2021/06/29]
-
新型コロナウイルスのワクチン接種の拒否について 当社でも新型コロナウイルスのワク... [2021/08/26]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
会社の指示でワクチンなどの接種を受ける時の指示
ワクチンなどの接種を受けることが決定している社員に手順を指示するための文例です。
※接種を受ける判断は、個人の意思に委ねられる必要があります。
ボランティア休暇願
特別休暇としてボランティア活動を事由とした休暇を設けるときに使える書式文例です。
特別休暇申請書
自社に特別休暇を用意している際に活用できるテンプレートです。結婚休暇、忌引き休暇、病気休暇などを例として記入しています。