「自己応募」と「紹介経由」、どちらが有利か? 「内定」と「ほぼ内定」の境界線とは? 景気が悪化していても、人材採用を行なう企業は少なくない。円高の恩恵を受け、業績が上がっている業界もあるし、いわゆる「巣ごもり消費」を支える企業などは今がチャンスと意気込んでいたりする。しかし、そんな企業でも「採用のための“予算”は減らすのではないか…...
都市部からの人材確保が困難な地方企業 本社の経営事情で採用が左右される外資系企業 首都圏、とりわけ東京への人口の一極集中により、地方との「人材格差」が問題になっている。地方では人材が採用しにくいから企業が育たない、有望企業が少ないとさらに多くの人材が都市部に流出する…といった負のスパイラルが出来上がっているようだ。東京にある人材紹...
留学経験者は転職に不利? 語学力アップは入社後でも大丈夫? 国際的な業務の拡大や外資系企業の増加に伴い、仕事に語学が求められるケースが増えている。語学が堪能な人材は、転職時にも有利であることは間違いないが、まず思い浮かぶのが「海外留学経験者」だろう。実際、長期・短期問わず、何らかの形で留学したことのある人材は...
第一志望の企業をあきらめきれない人材 入社後に上司の退職を知らされた人材 候補者に内定を出し、無事入社すれば採用活動は終了する。しかし、その採用が成功だったかどうかは、しばらく働いてからではないと分からない…というのが一般的だろう。ところが、中には「しばらく」どころかあっという間に退職してしまう人材もいる。ひょっとしたら最...
正式な採用辞令が待てなかった求職者 前任者の退職理由を明かしたくない企業 「いざ転職してみたら聞いていた条件と違っていた!」…こんなトラブルがないように、入社前に給与などの待遇や条件について、書面でしっかり確認するのは基本中の基本。人材紹介会社が仲介する場合には、当然、候補者の方に「正式に書面で確認ができるまでは退職手続き...
「年収交渉代理人」としての人材紹介会社 職務経歴書の添削に熱心な人材紹介会社 転職の目的が「年収アップ」であるケースは多い。また、目標自体は「キャリアアップ」であっても、これまでの経験を生かしてのキャリアアップなら、年収アップも含まれる…と考える人は少なくない。それほど大事な年収だが、転職の際、自分で企業と交渉するのはそう簡単...
応募先企業を人材紹介会社に明かしたくない求職者 派遣社員として働くメリットが大きい仕事 転職活動で応募するのは一社だけという人は少数派。ほとんどの人が、複数の企業の面接を受けて(できれば内定までもらって)、比較検討した上で転職先を決めたいと思っている。しかし、人材紹介会社のキャリアカウンセラーには応募している企業名は明かしたくない…とい...
人材紹介会社が行う面接対策 採用業務を社長一人で担当する企業 採用試験の山場といえば何といっても「面接」。中途、新卒問わず、どの企業でも最も重視される選考プロセスである。逆に考えれば、求職者は面接で好印象を与えることができれば、合格に一気に近づく。だからこそ、数多の「面接対策本」「面接マニュアル」などが存在して...
キャリアコンサルタントの仕事に興味を示す求職者 グループ内に人材紹介会社が設立された企業 求職者が人材紹介会社を利用する最大のメリットは、キャリアコンサルタントの客観的な意見を聞きながら具体的な転職情報を入手できる点である。求職者が無事転職に成功した際には、「ありがとう」と言われることも多い、キャリアコンサルタントという仕事。求職者の中に...
引き継ぎがうまくいかず、入社日延期を希望 「大企業」にあくまでこだわる 内定をもらって条件調整もすませたら、転職活動はほとんど終わったような気分になるのは仕方ないかもしれない。しかし、内定先の会社に入社する前にはもう一仕事ある。それが「引き継ぎ」。後任がしっかり決まっていれば問題ないが、退職が決まってから後任を探す…とい...
人材紹介会社から紹介された人材は完璧だと思い込んでしまう企業 突飛な質問を企業にぶつける応募者 人材紹介の認知度が上がってきたとはいえ、新興企業などの場合、利用経験がないケースもまだまだ多いのではないだろうか。求人広告やハローワークなどに比べると、どうしても一人当たりの採用経費がかかるという印象があるようだ。専任の人事担当者を置かずに社長が自ら...
優秀だが転職には向いていないキャリアの求職者 あまり勧めたくないグレーな求人企業 転職に成功した方から知人を紹介してもらえるのは、人材紹介会社にとっては非常にうれしいことである。提供したサービスに満足してもらい、信頼してもらった証明だからだ。「とても良い方なので、ぜひお願いします…」と紹介されれば、ぜひその期待、信頼に応えたい…と...
転職して1年でまた転職 筆記試験は受けたくない 転職して1年程度でまた転職準備…というのは、やはりインターバルが短いといわざるをえない。短期間での再転職には何かとハンディが多いものだ。しかし、それでも大きな問題があったからこそ再び転職を考えているのだともいえる。そんな問題のある会社を紹介した人材紹...
仕事内容は希望通りだが、年収が下がることでためらう転職者 プライドにこだわるベンチャー企業 仕事のやりがいの問題、キャリアチェンジ、スキルアップ…など転職の目的は人によってさまざまだ。しかし、そういった仕事上の希望が満たされれば、年収が多少下がってもいいのか、というとそうはいかないケースもある。両方の面で満足したいと思って転職活動をしている...
面接日を2度も変更する企業 年俸制から月給制に変わることに違和感を覚える転職者 中途採用の選考過程で最も重視されているのが面接。企業も候補者も「その日」を期待と不安に満ちた気持ちで待っている。特に面接を受ける側(候補者)にとっては、大変な緊張とともに迎える日でもある。しかし、企業のさまざまな都合によって一度決めた面接日が変更され...
書類選考の結果がなかなか出なくて悩む転職者 1年前不採用となった応募者に再応募してほしいと考える企業 企業訪問開始から内定まで、半年程度かかるのが普通の新卒採用に比べると、転職、すなわち中途採用は1回から多くても3回程度の面接で決まる超短期決戦。それだけに、応募書類を送ったのに1週間返事がない、面接を受けたのに3日たっても結果が出ない…という場合、「...
一般企業への就職を希望する博士号取得者 転職する理由がなくなってしまった転職者 企業が「博士号取得者」の採用を積極的に行おうとしている、というニュースを見かけるようになった。逆にいえば、これまでは非常に少なかったということでもある。理工系の場合、修士号まで持った大学院修了者はもはや当たり前だが、やはり博士となると急に採用の敷居も...
候補者をプロファイリングする企業 育児支援制度を利用したい転職者 人材採用がますます難しくなっている現在、人事としては「少しでも間口を広げて、応募者を増やしたい」と考えるのが普通だろう。たしかに、候補者を増やさないことには話は始まらないのだが、短絡的に間口を広げてもいい結果が得られるとは限らない。実は逆転の発想の方...
部下の転職の世話をする上司 転職者の教育に力を入れない企業 転職に成功した後、その経験を踏まえて周囲の人にさまざまなアドバイスをする…という人は意外に少ないのではないだろうか。日本ではまだまだ「自分の成功をひけらかさない」という謙虚な姿勢を保つ人が多数派だからだ。しかし、何度か転職を重ねてくると、後輩の役に立...
転職活動も給与額も情報がオープンな時代 人事担当者が替わる会社、替わらない会社 キャリアアップのための転職が前向きに捉えられるようになってきた現在でも、「転職活動をしています」とは身内以外にあまり言わないのが一般的ではないだろうか。しかし、会社の同僚同士で転職について情報交換をしたり、なかには同じ会社に一緒に応募するようなケース...