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ロジカルシンキング研修の種類と選び方
~全国の研修企業一覧~

ロジカルシンキング研修の種類と選び方

業界や職種を問わず、論理的に考える力であるロジカルシンキングはビジネスにおいて不可欠なものです。社員一人ひとりがロジカルシンキングを鍛えることで問題を解決する力やコミュニケーション力が上がれば、組織の成長につながります。ロジカルシンキングを身につけるには、研修が有効です。講義内容や受講形式にあわせていくつかの種類があり、自社の課題や求めるスキルによって選択します。ロジカルシンキングの研修を検討している担当者の参考になるよう、研修サービスの選び方や提供企業を紹介します。

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは、決められた枠組みを活用しながら物事や情報を論理的に捉え、筋道を立て、適切な結論へ導くための思考法のことです。ロジカルシンキングを鍛えることで、複雑なものごとの因果関係を明快に把握したり、問題に対する有効な解決策を導き出したりすることが可能になります。

ロジカルシンキングは、物事を「根拠」と「結論」に分けて考え、論理的なつながりから最適な解決策を導き出します。複雑な問題をシンプルに整理し、因果関係を正確に把握するための手法であり、ロジカルシンキングを身につければ、スピーディーで納得度の高い意思決定を行うことが可能になります。

現代のビジネスに必須!どんな人に求められるか。

総務省の「平成30年版 情報通信白書」によると、AI時代に企業が従業員に求める能力は「論理的思考などの業務遂行能力」(55.3%)の割合が最も高く、多くの企業が必要なスキルだと認識していることがわかります。ロジカルシンキングを身につけることは、若手社員から管理職、ベテランまで、幅広いポジション・経歴の従業員にメリットがあります。

若手社員~中堅社員:主体的に行動できる/正しい意思決定/コミュニケーション力向上など

若手のうちからロジカルシンキングを身につけておくと、「なぜこの業務を任されているのか?」といった問いを立てられるようになります。若手は上司や先輩からの指示を受けて業務を遂行することが基本ですが、ロジカルシンキングを身につけることで、受け身一辺倒ではなく主体的な姿勢で業務に臨むことが可能です。

経験年数を重ねれば、ロジカルシンキングで状況に応じた適切な判断を下せるようになります。入り組んだ課題や複雑な状況をシンプルに整理し、因果関係を明白にすることで最適解にたどり着けます。普段のコミュニケーションでも自分の考えを的確に伝えられるため、自信につながるでしょう。

管理職:組織内の課題明確化/方針策定/経営戦略への落とし込みなど

管理職は、組織のさまざまな問題、複雑な課題をマネジメントしなければなりません。課題を洗い出す際やその原因を考えるために、ロジカルシンキングは必須です。経営方針を策定したり、経営戦略に落とし込んだりする際も、本質を見失わずに俯瞰(ふかん)的・客観的な視点で検討を進めることができます。

ロジカルシンキング・課題解決研修で身につくスキル

ロジカルシンキングの研修を通じて、問題解決力や分析力など、課題解決に役立つスキルを習得できます。以下に、ロジカルシンキング研修で身につくスキルと、用いられる代表的なフレームワークを紹介します。

問題解決力

複雑な問題に直面したとき、人は頭の中で迷路に迷い込んでしまいます。「どうしたらいいかわからない」と煮詰まり、時間を無駄に消費してしまうビジネスパーソンは少なくありません。ロジカルシンキングによって、問題の原因を的確にとらえ、解決策を導き出します。

たとえば、「ロジックツリー」は問題をツリー状に分解し、その原因や解決策を探すためのフレームワークです。要素を分解する「What型」、原因を追究する「Why型」、問題解決を追求する「How型」があり、状況を整理しながら解決に向けた正しい行動を選択できます。

また、先を見通す「仮説思考」も、問題解決力を高めるために有効です。仮説思考は、正しい仮の答えを設定し、逆算して答えに必要な根拠を探しにいく思考法。試行錯誤の時間をなくし、業務のスピードを上げ、課題解決に向けて素早く軌道修正ができるようになります。

分析力

ロジカルシンキングは、複雑な情報を分類し、相関関係や因果関係を整理したうえで、結論を導き出します。自社の課題がどこにあるのか、マーケティングがうまくいかない原因は何かなど、ロジカルシンキングを行うことで、状況を的確に分析できるようになります。

MECEは、状況分析のためのロジカルシンキングの代表的なフレームワークです。もれなく、重複なく、課題をシンプルに場合分けできます。

また、ゼロベース思考も問題分析に有効です。ひとまず前提や知識をゼロにし、基礎ベースがない状態から物事を考える思考法であり、ゼロベース思考により、既存アプローチや既存の考えにとらわれず、複雑化した問題をシンプルに捉えることが可能です。新たなアイデアを生み出す際にも使われます。

コミュニケーション力

ロジカルシンキングを身につけると、自分の意見をわかりやすく伝えるだけではなく、相手の真意を理解し、良好な関係を築くことができます。言葉だけにとらわれず、状況など複数の要素から「なぜこのような発言をしているのか」「真意はなにか」を論理立てて考えられます。発言の根拠が不明な場合も適切な質問を投げかけられ、コミュニケーションでのすれ違いを減らすことが可能です。

たとえば、事象に一般的なルールを当てはめて結論を出す演繹(えんえき)法は、モチベーションが下がっている新入社員へのアプローチに役立つでしょう。複数の事象から結論を導く帰納法も、複雑な状況を理解するのに有用です。

ロジカルシンキング研修のプログラム内容例

ロジカルシンキングを身につけるための研修プログラム例を、開催形式と講座内容に分けて解説します。

開催形式

開催形式は、動画を視聴する「eラーニング」、講師とオンラインで対面する「オンライン研修」、講師を外部に依頼する「講師派遣型」、参加者が集まって行われる「集合研修」に分けられます。

eラーニング

インプットとアウトプットを、場所・時間の制約なく行える研修です。パソコンやスマートフォンでの受講が可能です。新入社員や若手社員など、ロジカルシンキングの基礎を学ぶ際に効果的。インプットだけでなく、テスト形式で習熟度を確認することで知識の定着を促せます。場所の自由度が高いため、リモートワークや多拠点展開している企業にも適しています。
デメリットとしては、受講者同士の相互刺激がないため、受講に対するモチベーションを持続させる工夫が必要となる点が挙げられます。

オンライン研修

Zoomなどを活用したオンライン研修も、場所の制約を受けず、リモートワークを導入している企業や、多拠点展開をしている企業が導入しやすい研修です。eラーニングとは異なり、オンライン上で講師との双方向コミュニケーションが可能になります。知識の習得・定着だけではなく、講師への質問などアウトプットも可能です。

場所の制約はなく、移動費が節約できます。ただし、参加者が複数になる場合は時間の調整が必要です。カメラオンで出席することを前提にするなど、参加者の集中力を保たせる工夫も求められます。

講師派遣型

外部のサービス会社から講師が派遣される形式の研修です。時間やプログラム内容をカスタマイズでき、自社に適した研修プログラムを作成できます。参加者やの課題に合わせたロールプレーイングを設定するなど、インプット・アウトプットともに参加者が満足できる可能性が高いといえます。

講師派遣型の場合、プランやカスタマイズの度合いにもよりますが、費用が高額になる傾向があります。

集合研修

複数人が特定の場所に集まり、受講する形式の研修です。時間的な効率化が図れるほか、グループワークやディスカッションといったアウトプットのプログラムを織り交ぜた研修にすることが可能です。参加者同士の交流を促し、チームビルディングの一貫として集合研修を選択するケースもあります。デメリットとしては、時間・場所の調整、研修場所や交通費の確保が必要になる点があげられます。

研修内容

研修内容は、「講義型」「ケーススタディー」があげられます。

講義型

講義型の研修では、ロジカルシンキングの基本的なフレームワークなどを学びます。なぜビジネスでロジカルシンキングが必要なのかを知識として学び、現場で生かす方法を考えます。
帰納法や演繹法、MECE、ロジックツリーといったフレームワークを理解するのに効果的です。若手社員だけではなく、管理職など幅広い層に適しています。ただし、参加者の習熟度に適した講義を設定する必要があります。講義型の研修を通じて、論理的に展開する、論理的に分割する、論理的に説得するとはどのようなことかを理解し、説明できるようになります。

ケーススタディー

ケーススタディーは、中級~上級者向けの研修内容といえます。講義型の研修とセットで行われることが一般的です。講義でのインプットに加え、特定の課題に対してロジックツリーやピラミッド構造を作成するワークに取り組みます。ケーススタディーを通じて、現場でのロジカルシンキングの活用法を学べます。

ロジカルシンキング研修を実施する際のポイント

研修を導入・実施する際のポイントについて解説します。

ターゲットを明確にする

ロジカルシンキング研修に参加するターゲットを明確にします。自社の課題がどこにあるかによって、研修受講を促す優先順位が異なります。現場の社員が主体的に動けないといった課題がある場合は、現場の若手や中堅社員を対象にする必要があるかもしれません。経営課題に対して取り組まなければいけない場合、管理職の受講が必要となるでしょう。このように、自社の課題に合わせて受講者を選択します。

どのスキルを身につけたいか

ロジカルシンキング研修で、参加者に身につけてもらいたいスキルを明確にします。ロジカルシンキングの基礎やフレームワークなどについて学んでほしい場合は、講義形式が多めの研修プログラムを考えます。現場でロジカルシンキングを活用してほしい場合は、ワークを多く取り入れたプログラムを検討します。

期間をどうするか

研修の期間はさまざまです。数時間で終わるものから、1日単位で実施するもの、数日間にわたるものなど、プログラムによって異なります。参加者の課題や身につけてほしいスキルなどによって、期間を選択します。eラーニングやオンライン講座には、受講者の都合にあわせてプログラムを選択できるよう、チケット制のものもあります。

料金体系を確認する

参加者や期間、プログラム内容が定まったら、実際に見積もりを比較します。料金は、プログラム内容や形式のほか、参加者数によっても変動します。参加予定の従業員の数をもとに、予算内に収まっているかを確認します。

ロジカルシンキング研修ソリューション企業一覧

ロジカルシンキング研修まとめ

ロジカルシンキングは、あらゆるビジネスパーソンにとって重要なスキルです。論理的な思考力を身につけることで、日々発生する仕事の課題を的確に分析し、解決に導けるようになります。難易度の高いプロジェクトも、ロジカルシンキングを用いることで最適解を導き出せるため、成功率が上がります。

組織が停滞している、社員の業績が芳しくないなど、会社が抱える課題に対して、ロジカルシンキング研修を導入することが解決につながるかもしれません。具体的なフレームワークを身につける研修や、フレームワークを用いた実践的な研修など、自社に適した内容を選択することが重要です。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「HRペディア「人事辞典」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

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