フィードバック面接と評価表
人事考課の後のフィードバック面接の中で、詳しい考課内容を記載した評価表は被考課者に見せないというのが原則である、と聞きます。
その根拠、あるいは条件付で見せる場合はその内容について、教えてください。
投稿日:2008/12/09 09:29 ID:QA-0014500
- BluesManさん
- 東京都/建設・設備・プラント(企業規模 1001~3000人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
フィードバック面接に際しての準備
■フィードバックとは、結果の良し悪し、問題点を、最初の段階に戻し、改善に役立てようとする仕組みをいいます。人事制度で言えば、単に結果を通知するということでなく、結果の原因とプロセスを正しく認識し、弱点の補強と長所の一層の伸張が本来の目的です。
■確立された原則がある訳ではありませんが、殆どの場合、詳しい評価内容は開示されないようですし、開示そのものが基本的に必要ないと思います。開示によって、重箱の隅をつつくようなヤリトリになり、非生産的にない易いリスクがあります。それよりも、納得できる面接ができるよう、面接者が、事前にきちんと準備しておくことが肝要です。
■具体的には、事前準備が必要な諸点は次の通りです。
① 評価の際に使った、自分の部署の評価項目(スキル)と評価基準内容(評価基準書)を再度頭に入れておく
② 大きな評価項目ごとに予想される部下の反応を想定しておく
③ 部下の反応に対する自分の見解を整理しておく
④ ほめる事柄と、注意・指導する事柄を整理しておく
⑤ 評価項目ごとの質問事項を整理しておく
■会社ごとに事情は異なると思いますが、被面接者(相手)に手渡すのは、次の資料くらいでしょう。
「評価決定通知書」
「レーダチャート」などで示された大項目ごとの評価点
「評価基準書」(事前公開されている場合でも、念のため準備)
投稿日:2008/12/09 13:02 ID:QA-0014508
相談者より
よく理解できました。
早速のご回答、ありがとうございました。
投稿日:2008/12/09 13:11 ID:QA-0035738大変参考になった
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