産業医と主治医の意見の相違について
弊社従業員で左足が異常に熱く、歩けなく勤怠が乱れている従業員がいます
(欠勤を繰り返している)
主治医の見解は原因がわからないので休養の診断書が書けない(通院)
と言われています。休職するまでもないという事だと思います。
弊社産業医は欠勤が続いているので勤務は難しいと判断して
症状緩和するまで出勤停止の意見書を発行しました。
この場合、会社としての対応はどのような対応をとればいいのでしょうか?
この従業員の原因不明の足の熱さは数年前から続いており
以前は足を冷やして出勤していたようですが、最近はそれでも歩けなくなったようです。
以上よろしくお願いします
投稿日:2022/06/30 06:27 ID:QA-0116742
- ピロピロさん
- 愛知県/運輸・倉庫・輸送
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
リモート勤務に切替る選択肢
▼主治医、産業医、専門分野が異なるので、会社の対応も難しい処ですが、熱疼痛が数年続く、勤怠に影響がでる、というのは、神経損傷の特徴みたいですね。
▼最近、歩行障害が進んでいるとのこと、リモート勤務に切替る選択肢が可能かどうかを検討されては如何ですか・・。
投稿日:2022/06/30 14:31 ID:QA-0116752
相談者より
ご回答ありがとうございます
リモートワークを検討したいと思います
投稿日:2022/06/30 15:50 ID:QA-0116753参考になった
プロフェッショナルからの回答
対応
医療的判断は会社の責務ではありませんので、業務遂行に絞って判断する必要があります。
貴社産業医所見にあるように、欠勤を繰り返されては業務になりませんので、当面休養する(欠勤か有給かは自分で選択)かどうか、本人と話し合うことでしょう。
本人ができると言っても現実に勤務できないのですから、根性でなんとかするのではなく、具体的にどうするか、この先も欠勤となった場合どうするかまで話し合いする必要があります。
くれぐれも対立的にならないよう、落とし所探しとなるのが一番手間がかからないと思われます。
投稿日:2022/06/30 16:39 ID:QA-0116754
相談者より
大変参考になりました
ありがとうございます
投稿日:2022/06/30 18:21 ID:QA-0116758大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
主治医の診断で納得いかないケースでは産業医の診断を仰ぎます。
最終的には会社が判断しますが、産業医の診断は、業務を考えてのことですので、
文面からすると、出勤停止が妥当だと思われます。
ただし、労働者ともよく話し合って決定してください。
投稿日:2022/06/30 19:14 ID:QA-0116762
相談者より
大変参考になりました
ありがとうございます
投稿日:2022/07/01 09:48 ID:QA-0116789大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、原因不明であっても、現に勤務に重大な支障をきたしているのであれば、安全配慮の観点からも休業してもらう必要があるものといえます。
つまり、休職可否の判断根拠は原因ではなく結果ですので、当事案に関しましては診断書がなくとも産業医のアドバイスを重視されるのが妥当といえるでしょう。
投稿日:2022/06/30 23:22 ID:QA-0116778
相談者より
大変参考になりました
ありがとうございます
投稿日:2022/07/01 09:49 ID:QA-0116790大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
お気軽にご相談ください。
人事・労務のプロフェッショナルが親切・丁寧にお答えします。
関連する資料
産業医の報酬の相場はいくら?専属産業医・嘱託産業医別に解説
50人以上の従業員がいる事業場に選任が義務付けられている産業医。その産業医への報酬相場について、種別ごとに解説します。
産業医を変更したい!必要な手続きや届出について知っておくべきこと
選任している産業医が自社に合わない、変更したい。そんなお悩みをお持ちのご担当者様。本記事では、産業医を変更したほうが良いケースや変更に伴う手続き、産業医を選任する時のポイントなど、詳しく解説しています。
産業医との契約はどのように進める?契約形態や契約の手順を解説
事業場の従業員が50人を超え、産業医の選任が必要になった。その場合の契約はどうすればよいのか。今回は、産業医との契約に焦点を当て、契約形態や契約締結までの手順などを詳しく解説します。
医師意見書(産業医意見書)の役割とは?診断書との違い
「健康診断結果の措置についての医師意見」、「長時間労働者や高ストレス者の面接指導後の医師意見」など、医学的観点に基づいて医師の意見を記載する「医師意見書」について、その種類や主治医による診断書との違いなどを解説します。