事実内容の公開
お世話になっております。
ご質問があるのですが
先日、職務に関して厳重注意として
サインをしたもらった方の部下から
ハラスメントに関して、人格否定が含まれるので
その部分に関しての内容をそのまま職場の
チャットで共有させてもらうという内容をうけ
ご本人が同意したとしても
流石に名誉毀損、侮辱などにつながり
これはこのままにしておいてよいものなのか
気になり掲示させていただきました。
伝えたかったことと捉えていることがかなり違うのは
認識しているため。
お認めになられて、反省をしているという点と
さらにそれに輪をかけるような
行為というものはいくらなんでも
度を超えているようで、直接部下の方が
公開という方式も行き過ぎな感じがします。
部下の方が一方的な解釈で文書を掲載することとなるため。
この辺りは人事として
どのように動けば良いのでしょうか?
ご教授いただけるようでしたら
お願いしたい限りです。
投稿日:2022/04/25 14:26 ID:QA-0114634
- FEEDBACKさん
- 東京都/繊維製品・アパレル・服飾(企業規模 11~30人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
対応
ハラスメント対策法定化で、全国で研修を行っていますが、ハラスメント対応方針が定まっていないと、こうした逆ハラスメントのような複雑な事象が発生してしまうリスクがあります。
ハラスメントを起こさないのは当然ですが、精神論だけでは人事的対応になりません。「ダメであってもハラスメントは必ず起きてしまうもの」という危機管理原則での対応が必要です。
本件はそもそも「チャット」が何かによります。社員全員が交流するチャットがあれば、本件に限らず不適切な書込みがあった時にどうするかというリスク対応ができているかの問題になります。
仮に自由自在な書込みが許されているなら、いたずらにリスクを挙げるだけで、そもそもそれは必要なのかどうか、経営判断が必要で、その結果がこうした不適切書込み発生だといえます。
ハラスメント対応がしっかりできていれば、こうした個人的復讐をさせない決着ができていたはずで、当事者からすれば生ぬるい対応でお茶を濁されてしまった鬱憤ばらしが目的かも知れません。しかし放置すれば著しい組織規律の毀損となる重大事象です。
まずは不適切な個人批判書込みを禁止する、チャットの目的を明確化し、利用ルールを定める、運用そのものの是非を判断するなどしつつ、本人に個人を攻撃することにもなる書込みは会社では認めないなど、「話し合う」ことでしょう。
一方的に禁止しても反発を増強するだけなので、ハラスメント対策が不十分だっと思われる決着について、本当に問題ないのか検証し、その上で本人に依頼するというとても手間のかかるものですが、順を踏んで説得するのが良いと思います。
投稿日:2022/04/25 15:17 ID:QA-0114640
相談者より
ご回答誠にありがとうございます。
仰る通り、ルールが明確化されていない所はしっかりと埋めていく必要があります。
今回のケースは起きなかったと思うので。
順を追って、ご本人に不適切な部分は指導できるようにしていきます。
投稿日:2022/04/25 17:52 ID:QA-0114649大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
会社としては、本人にハラスメントの調査、結果等をよく説明して、
納得してもらうように努めてください。
ご認識のとおり、加害者にもプライバシーはありますので、
今度は、被害者が加害者、加害者が被害者となってしまう可能性があることも説明してください。
投稿日:2022/04/25 15:57 ID:QA-0114642
相談者より
ご回答誠にありがとうございます。
本人には説明しておりますが、納得を得たい行動が謝罪だったのだと思います。そこから飛躍するのは、仰る通り被害者が加害者となっている今回の事例となりますので、本人にも指摘すると同時にそうならないようなルールを作ります。
投稿日:2022/04/25 17:58 ID:QA-0114650大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
ビジネスチャットの取扱い
▼ビジネスチャットを導入に際しては、可なり厳しいルール設定が必要です。
(問題含みの例)
★一方的な長文を送っている
★議論や言い争いになっている
★業務と関係のない話題が挟まっている
★重要な内容や依頼が流れてしまっている
投稿日:2022/04/26 13:46 ID:QA-0114655
相談者より
ご回答ありがとうございます。
ルールは常識の範囲という曖昧なところがよくないと思います。
ルール見直しと、あなたのしていることは倫理に反する行為という説明をしてみたいと思います。
投稿日:2022/04/26 23:16 ID:QA-0114666大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、人格否定がハラスメントの事案になる事に関しましては、研修等で周知が可能ですので、敢えて当事案を社内共有させる必要性まではないものといえます。
加えまして、こうした対応についてはいわゆる逆ハラスメントにもなりかねませんので、特別重大な被害でもない限り基本的には避けるべきものといえるでしょう。
投稿日:2022/04/26 17:44 ID:QA-0114660
相談者より
ご回答ありがとうございます。
今案件に関しましては、既にやり過ぎなところがあるのは役職者では認識しておりますが、逆パワハラの要素を抑えることにはなっておりません。この為周りも飲み込まれてエスカレートしている状態が一部見受けられますので、本人に逆パワハラとの指摘を検討します。
投稿日:2022/04/26 23:37 ID:QA-0114667大変参考になった
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