2030年を見据えた「外国人新卒」の採用~企業の人材獲得競争力を高める方策~(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 人口減少や少子高齢化を背景に、企業間の人材獲得競争はますます激化していくと予想されます。 本コラムでは2030年を見据え、留学生にとどまらない「外国人新卒」[ 1 ]の採用を通じ、企業の人材獲得競争力を高める方策をご紹介します。
リテンションボーナスのグローバルでの活用動向(マーサージャパン) M&Aにおいて、ほぼ必ず懸案として挙がるのが、対象会社・事業の経営陣・重要従業員のリテンションである。今回は、2023年に収集したデータに関する初期的な調査結果について、グローバル全体での傾向をご紹介したい。
ウェルビーイング実感の四半期調査に見るファイナンシャル・ウェルビーイングと賃上げの重要性(第一生命経済研究所) ウェルビーイング学会は、日2021年第2四半期から四半期ごとに「主観的ウェルビーイング実感調査」を世界に先駆けて開始。四半期調査に見るファイナンシャル・ウェルビーイングと賃上げの重要性について解説する。
人的資本経営と退職給付:社員のエンゲージメントを向上させる「繰延報酬」としての活用法(ウイリス・タワーズワトソン) 人的資本経営を実践する企業では、社員のエンゲージメントを高めるための様々な取り組みが進められている。それらの多くは「動機付け要因」からのアプローチであることから、本稿ではこれを補完する「衛生要因(不満足を引き起こす要因)からのアプローチとして、今後の...
働き方改革の深化と探求のステージに向けて(リクルートワークス研究所) 2019年の働き方改革の政策展開から、間もなく5年が経過する。2024年は働き方改革の関連政策が全ての働く方々に適用されると同時に、働き方改革関連法が5年間でこの国の「働き方」にもたらした変化や成果を振り返る年となるだろう。
人事のデジタル化・データ活用にISO30414を活用する(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 内閣府令の改正を受け、2023年3月期決算以降の有価証券報告書から、人的資本情報の開示が義務化されました。実際の開示状況を見ると、「従業員の状況」欄で女性活躍推進法等に基づく公表情報を1~2ページ、人的資本情報を含む「サステナビリティに関する考え方及...
会社員2,000人を対象にしたLGBTQ+とジェンダー・ギャップに関する意識調査(アデコ株式会社) 日本全国の正社員として働く20代から50代の会社員2,000人(各年代男女250人ずつ)を対象に、LGBTQ+(性的マイノリティ)とジェンダー・ギャップに関する意識調査を行いました。
女性は「管理職」を目指さなければならないのか~女性のウェルビーイングの視点から考える~(ニッセイ基礎研究所) 女性は、管理職を目指さなければいけないのだろうか。この問いに対し、筆者は「管理職を目指した方が、女性自身にとってメリットが大きい」と考えている。その人なりに「キャリアアップ」と、それによる「年収アップ」を目指した方が、結果的にプラスになると思うからで...
なぜ企業はアルムナイネットワークを導入し始めたのか ~人材不足・雇用の流動化に対応する企業戦略のカギ~(第一生命経済研究所) 近年、企業の人事戦略の一つとして「アルムナイネットワーク」が注目されている。アルムナイネットワークがどのように活用されているのか、企業がなぜ導入し始めたのかなどを整理し、メリットを最大限発揮するために何が必要か論じる。
雇用流動化に対応できる退職給付のあり方 (マーサージャパン) 2023年6月16日に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版」において、退職給付に関する税制や制度設計、運営方法の市場動向等に影響を与え得る事項が記載されている。また、その中の一つとして、「自己都合退職の場合の退職...
原資が不足する中での賃上げへのアプローチ(パーソル総合研究所) パーソル総合研究所は、2023年12月に、機関誌HITO vol.21「人事トレンドワード2023-2024」を発刊した。誌面では3大トレンドワードのひとつとして「賃上げ」を取り上げた。そこでは、日本の実質賃金が過去25年間上がってこなかった中で、2...
転職の都市伝説を人事目線で考える(リクルートワークス研究所) 転職には都市伝説ともいえる真偽不明の噂があります。年齢や性別、過去の転職回数、ブランクの長さが採用に影響するといった都市伝説を、大規模調査データの分析から検証して実態を解明。個別の企業人事の目線で読み解き、人事への示唆を得ます。
事業戦略と連動した人材ポートフォリオの考え方(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 「人材版伊藤レポート2.0」でも人材戦略の要素の1点目に「動的な人材ポートフォリオ」がうたわれており、人材ポートフォリオは人材戦略の中核ともいえます。人材ポートフォリオをどのように事業戦略と連動させるのか、事例を含めて紹介します。
「リスキリング」とは、個人の話なのか、会社・組織の話なのか?(マーサージャパン) 「リスキリング」という言葉を聞いた時に何を想像するだろうか?関心の領域によって「リスキリング」の意味あいが異なっている場合は多い。そこで、代表的な「もやもや感」の一つとして「リスキリングとは、『個人の話』なのか、『会社・組織の話』なのか?」を論じる。
労使および専門家の計478人に聞く 2024年賃上げの見通し(労務行政研究所) 民間調査機関の労務行政研究所は1974年から毎年、賃金交渉の動向を把握するための参考資料として、労・使の当事者および労働経済分野の専門家を対象に「賃上げ等に関するアンケート調査」を実施しています。2024年の調査結果がまとまりましたので紹介します。
中高年女性会社員は4割が未婚~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(1)(ニッセイ基礎研究所) 中高年女性が歩んできたキャリア、採用当時の意識から現在の管理職志向、定年や老後の暮らしへの考え方、年収などの属性まで、広範な項目について調査し、分析を行った。調査結果全体は2月に公表予定であるが、驚くデータが多数集まったことからいくつかを紹介する。
世代をつなぐ学び合いの可能性 ~続・効果的な世代間交流のあり方とは~(第一生命経済研究所) 2023年には、若年層(18~34歳)の上の世代との交流の実態や意識に関する調査データにもとづき、効果的な世代間交流について論じた。本稿では、ミドルシニア層(50~69歳)の下の世代との交流に関する意識調査から、「世代間の学び合い」について検討する。
「キラキラした若者」はなぜ会社を辞めるのか ソーシャル・エンゲージメントの視点から(パーソル総合研究所) パーソル総合研究所では、立教大学の中原淳教授、ベネッセ教育総合研究所との研究プロジェクトである『ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ』において、若手社会人が仕事で活躍し幸せを感じること(幸せな活躍[注1])のヒントを探求している。本コラムでは、そこで得...
「コミュニケーション能力」は採用基準であるべきか?(リクルートワークス研究所) 新卒採用で求められる能力の一つに「コミュニケーション能力」があります。定義はさまざまながら、企業は新卒採用の選考で重視しているものですが、本当に採用基準として必要なのでしょうか。