雇用流動化に対応できる退職給付のあり方 (マーサージャパン) 2023年6月16日に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版」において、退職給付に関する税制や制度設計、運営方法の市場動向等に影響を与え得る事項が記載されている。また、その中の一つとして、「自己都合退職の場合の退職...
原資が不足する中での賃上げへのアプローチ(パーソル総合研究所) パーソル総合研究所は、2023年12月に、機関誌HITO vol.21「人事トレンドワード2023-2024」を発刊した。誌面では3大トレンドワードのひとつとして「賃上げ」を取り上げた。そこでは、日本の実質賃金が過去25年間上がってこなかった中で、2...
転職の都市伝説を人事目線で考える(リクルートワークス研究所) 転職には都市伝説ともいえる真偽不明の噂があります。年齢や性別、過去の転職回数、ブランクの長さが採用に影響するといった都市伝説を、大規模調査データの分析から検証して実態を解明。個別の企業人事の目線で読み解き、人事への示唆を得ます。
事業戦略と連動した人材ポートフォリオの考え方(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 「人材版伊藤レポート2.0」でも人材戦略の要素の1点目に「動的な人材ポートフォリオ」がうたわれており、人材ポートフォリオは人材戦略の中核ともいえます。人材ポートフォリオをどのように事業戦略と連動させるのか、事例を含めて紹介します。
「リスキリング」とは、個人の話なのか、会社・組織の話なのか?(マーサージャパン) 「リスキリング」という言葉を聞いた時に何を想像するだろうか?関心の領域によって「リスキリング」の意味あいが異なっている場合は多い。そこで、代表的な「もやもや感」の一つとして「リスキリングとは、『個人の話』なのか、『会社・組織の話』なのか?」を論じる。
労使および専門家の計478人に聞く 2024年賃上げの見通し(労務行政研究所) 民間調査機関の労務行政研究所は1974年から毎年、賃金交渉の動向を把握するための参考資料として、労・使の当事者および労働経済分野の専門家を対象に「賃上げ等に関するアンケート調査」を実施しています。2024年の調査結果がまとまりましたので紹介します。
中高年女性会社員は4割が未婚~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(1)(ニッセイ基礎研究所) 中高年女性が歩んできたキャリア、採用当時の意識から現在の管理職志向、定年や老後の暮らしへの考え方、年収などの属性まで、広範な項目について調査し、分析を行った。調査結果全体は2月に公表予定であるが、驚くデータが多数集まったことからいくつかを紹介する。
世代をつなぐ学び合いの可能性 ~続・効果的な世代間交流のあり方とは~(第一生命経済研究所) 2023年には、若年層(18~34歳)の上の世代との交流の実態や意識に関する調査データにもとづき、効果的な世代間交流について論じた。本稿では、ミドルシニア層(50~69歳)の下の世代との交流に関する意識調査から、「世代間の学び合い」について検討する。
「キラキラした若者」はなぜ会社を辞めるのか ソーシャル・エンゲージメントの視点から(パーソル総合研究所) パーソル総合研究所では、立教大学の中原淳教授、ベネッセ教育総合研究所との研究プロジェクトである『ハタチからの「学びと幸せ」探究ラボ』において、若手社会人が仕事で活躍し幸せを感じること(幸せな活躍[注1])のヒントを探求している。本コラムでは、そこで得...
「コミュニケーション能力」は採用基準であるべきか?(リクルートワークス研究所) 新卒採用で求められる能力の一つに「コミュニケーション能力」があります。定義はさまざまながら、企業は新卒採用の選考で重視しているものですが、本当に採用基準として必要なのでしょうか。
従業員価値提案(EVP)を通じた人事施策とそのポイント(ウイリス・タワーズワトソン) 人材の獲得は常に、企業の持続的な成長のための重要な要素であることは改めて言及するまでもなく、自明の事実でしょう。特に昨今の日本国内の情勢を考慮し、より積極的な打ち手を講じる必要を感じている企業も多いのではないでしょうか。本稿では従業員価値提案(EVP...
人的資本KPIマネジメント実践のポイント(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 2023年3月期決算以降の有価証券報告書への「人的資本に関する情報開示」が義務化され対応に追われたという企業担当者の方々もおられるのではないでしょうか。そこで三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは2023年2月から5月までの間、人的資本経営に向けて...
企業の人事担当者1,500人を対象にしたデスクワークの社員の人事制度に関する調査(アデコ株式会社) 日本全国の人事担当者1,500人を対象に、主にデスクワークを行っている従業員の人事制度に関する調査を実施しました。新型コロナウイルスが流行した2020年と、現在(2023年)で、制度改革の意向や、その理由に変化がないか探ります。
無償労働を考慮した男女の収入比較-子育て期は女性が男性を約80万円上回る、専業主婦のピーク時の年収は約500万円(ニッセイ基礎研究所) 「稼ぎが少ない方が家事や育児をすべき」との声をよく耳にする。一方で、特に子育て期の年代では家事・育児に対して強い負担を感じている女性は多い中で、給与収入に家事や育児の対価をあわせると、実は女性の収入が男性を上回る可能性がある。
市場競争力のある報酬とは?報酬構成見直しのススメ(マーサージャパン) 2023年は「昇給」に関して大きな関心が寄せられた年であった。経団連は、毎月決まって従業員に支給する月例賃金の引き上げ率が3.99%となったと発表し、1993年以来30年ぶりの引き上げ率となった。これから考えるべき市場競争力のある報酬構成についてまと...
「共生社会」を考える~障害者週間を機に~(第一生命経済研究所) 内閣府の調査によると、「『共生社会』という考え方」について、「知っている」と答えた人は半数弱(48.5%)だった。本稿では、「国際障害者デー」「障害者週間」を機に、「共生社会」について改めて考える。
「パーパス経営」の肝どころ――インボルブメントをいかに高めるか(パーソル総合研究所) 近年の企業経営の重要なキーワードとして「パーパス経営」が浮上している。パーパスとは、「企業の存在意義」ともいえる指針であり、企業が何のために事業を営んでいるのかを示すものだ。パーパスと銘打たずとも、企業理念やミッションといった経営の大目的に改めて向か...
キャリアの相談には、もっと「提案」機能が必要ではないか(リクルートワークス研究所) 「なぜキャリアコンサルタントに相談が来ないのか」、人事の方からこうした質問をされることがあります。キャリア自律が標榜されて久しく、職業生活において個人で考えなくてはならないことが増えました。こうしたなかで、キャリアの相談対応にはもっと「提案する」機能...
人材戦略におけるリスキルのポイントと実践例(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 人的資本経営を世に広めた「2020年公表の人材版伊藤レポート」において、人的資本経営の実現に向け、経営陣に期待される役割・アクションとして「経営戦略と連動した人材戦略の策定・実行」が挙げられています。同レポートは人材戦略に求められる「3つの視点と5つ...
リスキリングを促進するために企業が考えるべき視点(マーサージャパン) 多くの企業はリスキリングの必要性を認識し始めているものの、その取り組みはまだ緒に就いたばかりである。本稿では、企業がリスキリングを促進するにあたり乗り越えなければならない課題とその対応として考えるべき視点について述べていきたい。