世界を唸らせる最高のおもてなしはこうして生まれる
“和”を重んじる、ホテルオークラ東京の人材開発とは
株式会社ホテルオークラ東京 管理部
糸正弘さん
相次ぐ外資系ホテルの参入や顧客ニーズの多様化により、国内の高級ホテル市場は大きな変革期を迎えています。各社とも施設の拡大や大規模リニューアル、ITを駆使した集客活動などの差別化戦略を打ち出し、競争力の強化に余念がありません。しかしホテルビジネスが心のビジネスである以上、顧客に上質なホスピタリティを提供できる“人材”こそが、最大の付加価値であることは言うまでもないでしょう。それは日本のホテル御三家の一角、「ホテルオークラ東京」がなぜ世界の賓客から支持されるのか、という問いの答えでもあります。同社管理部長の糸正弘さんに、サービスの第一線で活躍できるプロフェッショナル人材の探し方・育て方についてうかがいました。
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- 糸正弘さん
- 株式会社ホテルオークラ東京 管理部
(いと・まさひろ)●1986年株式会社ホテルオークラ 入社。1998年ホテルオークラ福岡 開業に際しては、総務・用度課長を兼任する。2004年よりホテルオークラ東京の人材開発に携わり、2008年より現職。ホテルのサービスを支える社員の人材育成は、マニュアルを越えて受け継がれるものと考えており、潤滑油としての人事課を目指している。
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人事・人材開発において、先進的な取り組みを行っている企業にインタビュー。さまざまな事例を通じて、これからの人事について考えます。
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