人事白書調査レポート2022 注目の人事課題
今後の従業員の働き方は「テレワークと出社のハイブリッド」が約8割

評価・報酬制度は「能力主義」「成果主義」が約7割と主流。 「成果主義」は2020年から9.0ポイント増加

5001人以上の企業では97.0%が「テレワークと出社のハイブリッド」

今後、従業員の働き方をどのようにする予定なのかを聞いたところ、「テレワークと出社のハイブリッド」(79.0%)との回答が最も多くなりました。次いで「出社のみ」(17.8%)、「テレワークのみ」(1.4%)という結果となっています。

【全体】貴社では今後、従業員の働き方をどのようにする予定ですか(一つ)。
貴社では今後、従業員の働き方をどのようにする予定ですか(一つ)。
【従業員別】貴社では今後、従業員の働き方をどのようにする予定ですか(一つ)。
【従業員別】貴社では今後、従業員の働き方をどのようにする予定ですか(一つ)。

従業員規模別に見ると、従業員数が増えるに従って「テレワークと出社のハイブリッド」が多く、5001人以上の企業では97.0%となっています。一方、「出社のみ」は従業員数が少ない企業で多く、1~100人の企業(22.7%)、101~500人の企業(25.4%)となっています。

これからの職場で大事なことは「従業員同士のコミュニケーション」がトップ

これからの職場において重要なことは何かを聞いたところ、最も多かったのは「従業員同士のコミュニケーション」(72.6%)で、その後を「従業員エンゲージメントの向上」(68.9%)、「従業員の自律性の向上」(68.7%)、「心理的安全性の確立」「組織の一体感と従業員の自律的キャリアの促進」(共に67.6%)、「ビジョンやミッションの浸透」(61.6%)が6割台で続いています。以下、「従業員同士の情報共有」(55.7%)、「従業員一人ひとりの専門性の強化」(45.0%)となっています。

あなたは、これからの職場において重要なことは何だと思いますか(全て)。
あなたは、これからの職場において重要なことは何だと思いますか(全て)。
【調査概要】
実施時期2022年3月7日~3月31日
調査対象『日本の人事部』正会員
調査方法Webサイト『日本の人事部』にて回答受付
回答数5,200社、5,441人(のべ)
質問数153問
質問項目1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働き方/7.組織開発/8.注目の人事課題(ウェルビーイング、パーパス、職場の関係性)

出典:『日本の人事部 人事白書 2022』

「日本の人事部 人事白書」

企画・編集:『日本の人事部』編集部

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