人事白書調査レポート2024 ダイバーシティ&インクルージョン
男女の賃金格差解消へ、約4割が「評価の公平性や明確性の確保」に取り組む
男女の賃金格差解消の取り組み 最多は「評価の公平性や明確性の確保」
男女間の賃金格差の解消に「積極的に取り組んでいる」「ある程度取り組んでいる」「あまり取り組んでいない」と回答した方を対象に、格差解消のための具体的な取り組み内容を、複数回答で聞きました。
格差解消のための具体的な取り組みとして、最も多かった回答は 「評価の公平性や明確性の確保」(43.4%)、次いで「出産・育児などがハンデにならない業務・評価 の仕組みの構築」(40.8%)でした。「業務の割り振りの調整」「ポジティブアクション(重要な部署や 役割、業務への優先的な女性の配置など)」は、それぞれ約2割にとどまっています。
実施時期 | 2024年3月1日~3月29日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6678社、6926人(のべ) |
質問数 | 163問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(タレントマネジメント、シニア活用、社内公募制、ジョブ・クラフティング) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2024』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。