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出向者の各種休暇について

いつもありがとうございます。

当社とA社が共同出資をして設立したB社では、両者からの出向者とB社採用の社員が混在して就業しています。出向者には、出向元が出向元の基準で直接賃金を払っています。
今般、B社の各種休暇に関する就業規則を変更し、休暇を充実させる（種類を増やしたり、無給だったものを有給にしたり）ことにしたそうです。

従来、年次有給休暇には出向元の、それ以外の休暇には出向先の規程を適用しています。それにならって今回の変更もそのまま当社からの出向社員に適用しますと、出向社員のほうが出向していない社員よりもだいぶ有利な状況となります。

出向者が不利にならない配慮が必要とは言え、配慮のし過ぎも問題がありそうに思うのですが、どう考えるべきでしょうか。有給と無給という経済的有利不利が明確なので特に気になっております。
B社・出向者と合意をすることにより、特定の休暇の適用を除外することは許容されるでしょうか。

よろしくお願いいたします。

投稿日：2018/03/15 17:42　ID：QA-0075505

人事管理

Hazelnutsさん: 東京都／その他業種（企業規模 51～100人）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2件

プロフェッショナルからの回答

服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

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お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、出向者に対し原則出向先の労働条件を適用する措置となっているようでしたら、出向先の労働条件が向上した場合に適用されるのは当然といえます。

たとえその結果出向元社員との労働条件の差が広がるとしましても、それは出向という措置の結果当然に発生したものですし、慣れない出向先での就労といった他の面も考慮すれば一概に出向者のみが有利に扱われているとは言い切れません。

むしろ、出向元社員の待遇基準で本来保証されるはずの出向先の労働条件改善を適用除外とする措置の方が不合理といえますので、そのような措置は避けるべきです。

投稿日：2018/03/15 22:17　ID：QA-0075523

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

増沢　隆太: 株式会社RMロンドンパートナーズ　人事・経営コンサルタント

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出向

出向先条件を適用ということでこれまで運営されてきたのですから、今から反故にするという方が筋が通らないと思います。出向という待遇を甘受して勤務する社員が、そういった環境変化を受けない社員と同等である方が不公平ともいえます。
尚、貴社が株主として設立した会社なのであれば、こうした好ましくないと思う転換には株主として経営者に意見表明される方が現実的かも知れません。いずれにしても人事政策面で適用除外などは混乱とモラールダウンが予想されお勧めできません。

投稿日：2018/03/16 09:21　ID：QA-0075531

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