住宅手当と転勤手当
当社では、現状住宅手当の支給はありません。
また当社は全国に展開する小売会社であるため、転勤については赴任手当とは別に毎月の家賃補助として
3万~4万を支給しております。
家賃補助という公平感に立った場合、①新卒採用時の自宅通勤か、地方出身者かの問題 ②転勤に伴う
精神的な負担
この2点を両立させる新たな制度に改定をしたい(支給の原資は変えず)と考えております。
具体的には自宅通勤以外の若年層に対する一定期間(30歳~35歳まで)の支給。
転勤発生時から一定期間(5年)の支給
昨今の傾向から単に住宅手当を生活手当の一部のように扱う(支給する)考えはありません。
成果に基づいた一定の給与水準を保ちながら、あくまでも上記2点についての不公平感を解消したいと
考えますが、このような考え方はそもそも成立しますでしょうか。
宜しくご教授のほどお願いいたします。
投稿日:2016/10/14 14:18 ID:QA-0067812
- *****さん
- 東京都/販売・小売(企業規模 101~300人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
住宅手当の公平性
地方出身者が自宅から通えない勤務先に入社するのは、本人の意志なので東京出身との公平性は考慮する必要は無いかもしれません。
転勤すれば、仮住まいとなるため、出身に拘らず手当支給が公平とも考えられます。もちろん転勤により自宅から通勤可能となるなら手当は不支給です。
投稿日:2016/10/14 16:01 ID:QA-0067814
相談者より
ご回答有難うございました。
参考とさせていただきます。
投稿日:2016/10/14 17:37 ID:QA-0067817参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
住宅手当につきましては、法的に義務付けられた手当ではなく、各会社が自社のポリシーに基づき任意で支給要件や金額等を定めて支給するものになります。
従いまして、ご文面のような考え方も当然ありえますし、御社における手当支給のコンセプトとされるという事であればそれ自体何ら問題になることはございません。
しかしながら、こうした内容変更によって、これまで受給されていた方が対象外となる場合ですと、労働条件の不利益変更になりますので問題がございます。従いまして、労使間で真摯に協議の上、原則として該当者の個別同意を得てから変更されるべきといえます。
投稿日:2016/10/14 22:32 ID:QA-0067821
相談者より
ご回答有難うございました。
労働条件の不利益変更については熟慮いたします。
投稿日:2016/10/17 16:06 ID:QA-0067833参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
転勤制度の『手当』について 転勤制度の『手当』に関して、ご質... [2015/12/01]
-
深夜手当を別の手当で支払う場合について 弊社では、夜間(20:00~27... [2012/05/18]
-
資格手当は基準外手当? 現在、弊社では、公的資格手当の導... [2006/09/18]
-
時間外手当の基礎額について 時間外手当の基礎算出額についての... [2008/10/22]
-
住宅費について 弊社では転勤者には手当が充実して... [2008/06/05]
-
規則に定めていない手当のカットについて 以前より支払われている手当のうち... [2020/06/29]
-
時間外手当の定義 以下ご質問です。よろしくお願いし... [2016/12/01]
-
営業職職務手当 営業職の手当を検討しています。一... [2008/06/05]
-
日割控除の対象となる給与部分について 欠勤1日当たりの日割控除計算の分... [2005/11/30]
-
早朝手当や深夜手当について 早くに出勤した場合、もしくは深夜... [2024/05/27]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
家族(扶養)手当申請書
家族手当(扶養手当)は家族のいる従業員に企業が支給する手当です。従業員が提出する家族(扶養)手当申請書のテンプレートを紹介します。
転勤辞令
従業員に転勤を通知する際の辞令のテンプレートです。Word形式のファイルをダウンロードできます。
通勤方法届
通勤方法の届出テンプレートです。。是非ご利用ください。
通勤手当の支給規則
通勤手当の支給規則例です。支給要件、支給額、申請手続き、限度額などについて文例を記載しています。