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就業規則の変更

就業規則の変更について質問いたします。
現在、就業規則の変更を検討しておりますが、その中で、いわゆるライバル会社への転職を防止する条項が設けられないか検討しております。そこで質問なのですが、次のような条項を設けると何か問題が生じますでしょうか。

退職手当の支給制限
退職後、当社の競業先へ転職することが明らかな場合は、退職手当を減額する場合がある。

今後、人材の流出を防止するためにも是非設定したいと考えておりますので、ご教示の程、宜しくお願いいたします。

投稿日:2010/02/25 19:09 ID:QA-0019497

*****さん
東京都/その他メーカー(企業規模 1001~3000人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答1

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

退職者に関する競業避止義務に基く違反行為への定めにつきましては、退職者の職業選択の自由との兼ね合いもございますが、一定の措置を行う事は認められています。

競合他社への就職を理由とする就業規則に基く退職金減額の措置につきましては、判例上でも合法とされているケースがございます(三晃社事件:最高裁・昭52.8.9)。

従いまして、文面のような定めを置く事は差し支えないですが、実際に減額が認められるか否かは退職者の在職時の地位や会社が受けた損害の程度等個別事情によっても異なりますので、実務上では慎重な運用を行なう事が必要です。

投稿日:2010/02/25 20:33 ID:QA-0019501

相談者より

早速のご回答、ありがとうございます。
大変参考になりました。

投稿日:2010/02/26 07:59 ID:QA-0037622大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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