事務所内の湿度管理について
毎年冬になると、一部建物事務所から、居室の乾燥をなんとかしてくれとの声が多く出ます。確かに、ビル管法などもありますので、気にはかけており、計測等もおこなっておりますが、少し古めの建物ということもあり、既存の設備ではどうしようもなく、この時期の相対湿度は20~30%という状態です。従業員からは、施設的な改善が望めないのなら、加湿器を複数台提供して欲しいとの声も出ておりますが、その効果にも疑問を感じていますし、他の建物との公平性も考える必要が出てきます。
そもそも、この外気の条件化で相対湿度40%以上を保つというのは大変なのではないかと思いますが、他の企業の皆さんはどうされているのでしょうか。また、やはりビル管法遵守に向けて早急に対策を打たないといけないのでしょうか。
以上、宜しくお願いします。
投稿日:2010/02/06 12:40 ID:QA-0019200
- 労災太郎さん
- 大阪府/バイオ(企業規模 501~1000人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
湿度が低くなりますと感染症等に罹りやすくなりますので、健康管理の点からも法令基準を遵守するように調整されるべきです。体調不良で欠勤者が多くなる事は職場運営でも避けなければなりませんし、相応の対策費用であれば惜しむべきではございません。
一般的な企業での対応としましては、やはり加湿器を設置することが多いものといえます。私見ですがそれなりの効果はあるように感じますので、メーカー等に詳細を確認された上で検討されるとよいでしょう。他の建物との公平性に関しましては、法令遵守の為に行う措置ですので、むしろ現状を改善されない方が問題といえます。
但し、ビルの管理方式や環境によっても対策は違ってくると思われます。あくまで技術的な問題になりますので、加湿器でも効果が期待出ないようであれば建築物環境衛生管理技術者等専門知識を持たれた方にご相談される事をお勧めいたします。
投稿日:2010/02/06 22:35 ID:QA-0019201
相談者より
ありがとうございました。早急に関係者と調整したいと思います。
投稿日:2010/02/08 14:52 ID:QA-0037505大変参考になった
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