自主勉強会について
現在弊社では、研修費用の削減など受けて、社員が講師となり、社員が自ら集って行う、自由参加型(=完全業務外)の勉強会を企画しています。社員が自発的に学ぶ風土を醸成するため、自主的に社員が集まり、成長してくれる場を提供したいと思っておりますが、何か良い事例などアドバイスをいただきたく、お願いいたします。現在のところ、TOEIC高スコア者によるTOEIC対策やエクセルワード講座や、関連部署の仕事の概要を知る為の勉強会などを予定しております。
投稿日:2009/07/10 15:32 ID:QA-0016759
- *****さん
- 岐阜県/輸送機器・自動車(企業規模 1001~3000人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
苦労した人への評価
完全「自主」勉強会ということですが、明らかに御社の業務推進において、ポジティブな成果に結びつくような、モチベーションや組織の一体感等、成果が上がるのではないでしょうか。
実際の運営で一番難しいのは事務局業務です。細かいことでは場所の確保や出欠、書類コピー等、いろいろな雑用が実際には発生します。
恐らくインストラクターがその多くを担うことになるのではないでしょうか。
ぜひ彼ら彼女らの努力に対し、「研修を行った」では無く、「会社組織強化に貢献した」という名目で好評価をしていただくのが良いかと存じます。また組織のトップ等が「頑張ってくれているね」と一声かけてもらうのも効果的です。
現実に研修を定期化したり、定着させるのは並大抵では出来ません。残念ながら途中で消えてしまうこともあり得るかと思います。そんな場合でも、会社に貢献したことを認めるというのは、御社の組織管理の点では必ずや効果に結びつくものと信じます。
投稿日:2009/07/10 18:22 ID:QA-0016763
プロフェッショナルからの回答
勉強会の運営方法
ご相談を拝見し、ご連絡差し上げます。
非常に有効な取組みと存じますので、ぜひ活発に行われ、なおかつ教育効果の高いものとなるようにしたいものですね。
そこで、まず勉強会のメンバー構成及び講師役の選定についてですが、職種・部門横断的な形態もある意味有効でしょうが、まずは同一職種・キャリア内での先輩後輩(ないしは師匠・弟子)という形で行い、現実の職場の活性化にもつながっていくような形態からのスタートがよいのではないでしょうか?
また、特に高度なスキルや能力の継承をテーマにする場合は、グループでの勉強会に加え、個別の対話や、WEB等を活用した情報交換も行えるような仕掛けをとれば、より効果が高まると思われます。
ご参考まで。
投稿日:2009/07/10 19:02 ID:QA-0016767
相談者より
投稿日:2009/07/10 19:02 ID:QA-0036570大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
自主勉強会の業務性に注意
■ 英語にもなり、世界中に鳴り響いた、トヨタの「カイゼン」QC サークル活動。誰もが、その自由参加性に正面から異論を唱え難かった活動を、「業務と判断するのが相当」とし、元社員の過労死を認めた、07年11月の名古屋地裁の判決を、シッカリ踏まえた上で、検討を進めることが必要です。
■ 社員による自主的とされる活動が、「業務」と認定された理由は、次の3点です。
① 会社紹介のパンフレットにも積極的に評価して取り上げていた
② 上司が審査し、その内容が業務に反映されていた
③ リーダーは活動の状況を自己評価していた
■ 結局、会社は、サークル活動を業務と認め、原則として残業代を全額支払うことを決定するに至ったのです。ご相談の勉強会そのものについての事例やアドバイスではありませんが、会社側として留意すべき重要事項と考え、回答投稿致します。
投稿日:2009/07/11 10:13 ID:QA-0016772
相談者より
投稿日:2009/07/11 10:13 ID:QA-0036575大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
まず楽しいかどうか?
メール拝見しました。先ず私の場合いくつかの質問を投げかけさせていただきます。
【キヨチャンの質問】まずはお考え下さい。
質問1:それは誰のためにあるの?(本当に・・・)
質問2:社員はそれをどのように受けとめると思いますか?
質問3:社員はそれを楽しいと思いますか?
質問4:お考えになっている方は社員が意欲的に取り組んでいる姿を想像できますか?(具体的に〇年〇月、場所は、メンバーは、内容は)
質問5:社長(経営者、影響力がある方)はこの件について、どの様にお考えですか?
【キヨチャンの回答】
自主勉強会のお考え、とても思いとしてはすばらしいです。ここでその活動の原動力となるのは「楽しさ」です。自分が成長する楽しさ、仲間に教え成長する姿を見る、共感できる楽しさ。社員にそれなりの余裕と人間関係があるようでしたら、早速実施するのも手です。彼らの自主性を尊重し事務局から多少のインセンティブ(場所、会議費程度の予算など)を提供したらいかがでしょう?好まれている社長でしたら、大いに褒めていくのもいいでしょう。もし、そこまで土壌がない場合は、まず、今の社員の思いを受けとめ共有することが先かもしれません。ワールドカフェなどの共有空間作りからはじめ、今社員は何を望んでいるのか、その中で自己学習、自己成長をどのように考えているのかがわかってきて、その手段の一つに「自主勉強会」があるのではと思います。
エネルギーは「楽しいことかどうか」です。・・・応援します。
投稿日:2009/07/12 16:39 ID:QA-0016773
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
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