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若者に人気の成長分野の企業は人材確保もたやすい、というわけにはいかない
第1志望の転職希望先が第2希望よりも先に内定する、というわけにもいかない

人材紹介アドバイザー

小中敏也

「企業としてしっかりしているのは医療機器のほうかと…」

「レコード会社って、今どうなんですかね? 日経新聞なんか読むと、毎日のようにネットの音楽配信が始まったとか、CDの売り上げが落ち込んだとか、そんなニュースをよく目にするものですから。これからどうなるのか、正直気になるのですが…」

大手レコード会社の求人票を見ながら、Nさんが質問してきた。Nさんの専門は経理。英語を生かせる外資系企業の経理ポジションを探している。そこで見ていただいた求人票の中の1枚が、その外資系レコード会社のものだったのだ。ちなみに、レコード会社というのは分類上のカテゴリであって、当然のことながら、現在発売している製品のほとんどはCDやDVDである。

Nさん自身、音楽を聴くのは趣味で、とくにクラシックには興味があるという。

「音楽業界に関心はありますよ。僕自身、音楽は嫌いじゃないし、こういうのもいいなと思います。でも、やっぱり、就職するかどうか、となると、それだけでは踏み切れないですよね。家族もいるわけですし…」

慎重なNさん。経理畑の人だけあって、企業の財務状況や将来性などは、とくに気になるようだ。

「この会社は、決してCDそのものを作っている会社じゃないんです。CDの中身、つまり音楽コンテンツを作って、マーケティングや宣伝をしている会社です。ですから、仮に音楽配信がメインになっても十分やっていける会社ではあります…」 いろいろご説明した結果、一度面接を受けてみてもいいという話になった。

面接は順調に進んだようだった。企業側の評価も悪くない。メーカーでの経理をきっちり経験しているところが良いのだという。

ほどなく、レコード会社からは役員面接のお誘いをいただいた。しかし、そのことをNさんにお伝えすると、少し考えてからこんな答えが返ってきた。

「もう1社進めていただいている医療機器メーカーのほうに絞っていいですか。 あちらも次回が役員面接だし、自分としてはできれば医療機器のほうにお世話になりたいんです。給与も少しいいみたいですし…」
「そうですか、やはり給与は大きいですかね…」
「ええ、まあ。それと企業としてしっかりしているというか、自分のキャリアアップになるのは、やはり医療機器のほうかなと思ったんですね」

本当の理由は後のほうだったのかもしれない。

「自分はゲームをまったくしないものですから…」

この時、Nさんにご紹介した外資系レコード会社などは、コンテンツ業界の中ではかなりしっかりした企業だと言える。歴史もあるし、社員数も数百人。それでも、自らのキャリアアップを真剣に考えている人ほど、「こういう趣味的なビジネスの業界でいいのかな」と考えてしまう傾向があるようだ。

そういう意味では、音楽業界よりももっと苦戦しているのが「ゲーム業界」だろう。現在は、東証一部上場の企業も何社もあり、ビジネスの規模では相当な業界である。しかし、転職希望の方に求人票を見ていただいても、いまひとつピンとこないという場合も多い。

「自分はゲームをまったくしないものですから…」

たしかにそれもあるだろうが、そこを言い出すと、女性向けの商品(化粧品、下着など…)を作っている会社で男性は働けないことになってしまう。やはり、趣味的な製品を扱っているということで、ビジネス的に未成熟な印象を持たれてしまう、ということが大きいのではないだろうか。

もちろん、こういう業界、会社にぜひ入りたいという人も多数存在する。代表的なのは、制作部門の職種の人々である。音楽ディレクター、ゲームプロデューサー、プログラマーなど、それぞれの製品を作り上げる現場で働く人は、大いに情熱もあり意欲的だ。営業畑の人も近いものがある。また、新卒(学生)の就職人気も一般に高い。

しかし、企業側もそういう熱心な制作系・営業系の人材や、憧れがメインの学生などを多数見ているために、経理・総務・法務…といった管理系の職種の人材にも、「この業界でやりたい!」という熱意を求めてしまうところがある。言い換えれば、自社は人気があるという錯覚があるのかもしれない。

若者に人気の成長分野の企業は人材確保もたやすい、というわけにはいかない 第1志望の転職希望先が第2希望よりも先に内定する、というわけにもいかない

社会経験を積んだ人材、とくに現実的な視点をしっかり持っている管理系職種の人材は、単に憧れだけでは入社してくれない。厳しい目で企業を見ている。逆に言えば、彼らから認められるような業界になったとき、初めて大人の評価に耐えるビジネスになったと言えるのではないだろうか。

日本の未来を支える産業になる可能性があるコンテンツビジネス。人材のほうにも、ベンチャー企業に飛び込むように、この将来性のあるビジネスにチャレンジしてみるという人が、もっといてもいいのではないかという気もするのである。

「いい話」が2つも舞い込んで選択に困った人材のケース
うーん、タイミングが悪くてすいません…


「就職、転職は縁のもの」とはよく言われることだが、こうした転職のお手伝いをしていて、つくづくそれを実感させられることがある。いい話がない、ということで長期戦で活動していた方が、不思議と2社同時に内定を取ってしまったり、第1志望より先に第2志望の結果が出てしまって悩んだり…といったことがしょっちゅう起きるのだ。もしも転職の神様なるものがいるのだとしたら、ずいぶんと悪戯が好きな神様だということになるだろう…。

「内定いただいたことはすごくありがたいんですけど…」

「ありがとうございます。内定したんですか…。ああ、すいません、内定いただいたこと自体はすごくありがたいんですけど…実は、昨日の夜に上司に呼ばれて、以前から異動希望を出していた話が正式に決まったって言われたんですよ。どうしましょう…悩みますね…」

Aさんに、面接を受けてもらっていた企業からの内定を伝える電話を入れたら、話が意外な展開になってしまった。

昨日までは、「内定が出たらぜひお世話になりたいです!」と元気よく答えてくれていたAさんだったので、企業側にも、「内定が出れば間違いなくご入社いただけると思いますよ」と、こちらも元気に伝えたばっかりである。悩ましいのはAさんだけではなく、私も同じだった。

そもそもAさんが転職活動を始めたのは、希望の部署への異動がかなわないからだ。今の会社に入社当初は、1年ぐらいでマーケティングの部署に異動させるから、当面は営業の仕事をやってもらえないか…ということだった。

「ところが、1年以上経つのに全然異動の話がないんですよ。人事に聞いてもそんな約束は聞いてないと言われてしまって。そういう場合、やはり転職したほうがいいですよね?」

というわけで、何社がご紹介したうちの1社がAさんとの相性が良く、マーケティング部門のスタッフとして採用してくれることになったのだった。それがさきほどの内定の連絡である。

しかし、現在勤務している企業で念願の異動がかなってしまった以上、Aさんが転職する必要性はなくなってしまった。もちろん、転職しても希望のマーケティングはできるわけだが、同じ新しい仕事をするなら、社内事情もわかり気心の知れた同僚がいる会社でやったほうがリスクが少ないのもまた確かなことだ。

数日後、Aさんから電話をもらった。

「いろいろ考えたんですが、今の会社でもう少し頑張ってみます。すいませんでした」
十分に予想された結果ではある。
「わかりました。でも結果的にはAさんには一番いいかたちになったんじゃないですか。元気で頑張ってください」
そう伝えたが、あと数日早く内定が出ていれば(あるいはAさんの上司が異動の話を切り出すのがあと数日遅かったら)、結果はまったく違うものになっていたのではないだろうか。

「ちょうど今日の午前中に内定をもらってしまったんです…」

Aさんのようなパターンもしばしばあるが、次にご紹介するTさんのようなケースにもよく出くわす。

Tさんはベテランの営業マンで、マネジャーを務めた経験もある。実績は十分なのだが、なにぶん45歳という年齢やこれまで取り扱ってきた商品が特殊だということもあって、じっくり長期戦での転職活動になっていた。最初にご登録いただいてから、もう1年以上経つ。

「最近はどうかと思いまして。何か新しい求人は出ていますか?」

Tさんは2カ月に1回ぐらいの割合で電話をくれるのだが、なかなかTさんにぴったりだとしてご提供できる情報は少ない。いつも私は申し訳ない気持ちになっていた。

ところが、ある日、そんなTさんにぜひお勧めしたい求人情報が出てきた。Tさんが長年扱ってきた食品関係の営業だ。さっそく私は電話を入れてみた。

「これこれこういう募集です。いかがでしょう。ぜひご推薦させていただけませんか」 「うーん、そうですねぇ…」 いつもテキパキしたTさんにしては、この日に限って返事が煮え切らない。

「何か差し障りが…ありますでしょうか?」 「実はですね。先日、自分で応募していた企業から、ちょうど今日の午前中に内定をもらってしまったんですよ…」 「え、今日の午前中ですか…。うーん、タイミングが悪くてすいません…」 「いや、こちらのほうこそ。かなり転職活動も長引いていたので、内定をもらった時に、その場で即答してしまったんですよ。すいません…」

若者に人気の成長分野の企業は人材確保もたやすい、というわけにはいかない 第1志望の転職希望先が第2希望よりも先に内定する、というわけにもいかない

意外な展開にTさんのほうが恐縮している。1年もの間、ぴったりの求人情報がなかったのに、重なるときにはこのように重なってしまうものなのだ。

Tさんのような話は決して珍しいわけではない。なかなか自分にあった求人が少ないとご相談に来られる方には、こういったケースの話をさせていただく。根拠はあまりないが、いい話というのは決まって固まって舞い込むものなのである。

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