無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了
※登録内容はマイページで確認・変更できます

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

そのチャットでは、本音が交わされていますか?
「非対面コミュニケーション」の時代に人事が取り組むべきこととは

国立国語研究所 日本語教育研究領域 代表・教授 研究情報発信センター長

石黒圭さん

石黒圭さん(国立国語研究所 日本語教育研究領域 代表・教授 研究情報発信センター長)

2020年4月以降、多くのビジネスパーソンがオフィスを離れ、対面での会話ができなくなったことで、オンラインでのチャットのやり取りなど「テキストによるコミュニケーション」の重要性が一気に高まりました。会って話せば難なく伝わることでも、テキストだけでは齟齬(そご)が生じたり、思わぬ感情のすれ違いが生まれたりすることもあります。非対面のコニュニケーションにつまずいているビジネスパーソンや、新たなルールの中で社内コミュニケーションを改善したいと考える人事担当者は今、どんなことに取り組むべきなのでしょうか。国立国語研究所の教授を務め、日本語研究の第一人者として多数の著書を出版している石黒圭さんにお話をうかがいました。

Profile
石黒圭さん
国立国語研究所 日本語教育研究領域 代表・教授 研究情報発信センター長

いしぐろ・けい/一橋大学大学院言語社会研究科 連携教授。博士(文学)(早稲田大学)。大学院卒業後、一橋大学にて16年間日本語教育の現場に携わる。2015年4月に国立国語研究所に移り、日本語教育を研究するかたわら、連携先である母校の一橋大学で大学院生の指導を行っている。著書に『大人のための言い換え力』(NHK出版新書)、『豊かな語彙力を育てる―「言葉の感度を高める教育」へのヒント』(ココ出版)、『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手』(光文社新書)など多数。

リモートワーク以前から高まる「ビジネス・ジャパニーズ」の重要性

新型コロナウイルス感染予防のため、多くの企業がリモートワークを導入しましたが、一方でチャットやメールを中心としたコミュニケーションに不安を覚える人も増えています。石黒さんはこの現状をどのようにご覧になっていますか。

私たちはこれまで、オフィスでの対面のコミュニケーションを当たり前のものとしてとらえ、それに頼り切っていました。しかしリモートワークになるとテキストを中心としたやり取りが増え、「慣れていないこと」に慣れていかなければなりません。人間は慣れるまでに時間がかかる生き物です。今はまだ、そのための新しい文体ができあがっていない状況だと言えるでしょう。

社会的な混乱がある中で、この状況にすぐに適応できる人もいれば、そうでない人もいます。異文化とも言えるオンライン環境に、リテラシーの異なるさまざまな人が飛び込んできているので、互いに配慮しながらコミュニケーションを重ねていかなければなりません。しばらくは混乱が続きますが、だんだんと新しいコミュニケーションに慣れ、やがては当たり前になっていくのではないでしょうか。

とはいえ私自身も、オンライン会議やチャットでのやり取りが中心になり、想定していなかった事態に見舞われました。私は研究者であると同時に管理職で、日々の実務に責任を負う立場でもあります。緊急事態宣言を受けて勤務のあり方を見直し、所内の新しい方針をテキストでのやり取りを通じて伝えてきました。また、部下それぞれとコミュニケーションをとる中で、日々の業務報告などに丁寧に応えることが相手のモチベーションアップにつながると実感しています。

テキストを中心とした新しいコミュニケーションの中で、私たちはどのようなことに気を配るべきなのでしょうか。

まず私は、社会人として「ビジネス・ジャパニーズ」の力を磨くべきだと考えています。ビジネス・ジャパニーズとは日本語の一つのジャンル。文章でいえば「ビジネス文書」のことを指します。アカデミック・ジャパニーズ(学術文書)、公用文(官公庁)、報道文(新聞)などと並ぶジャンルです。

子どもたちが文章力を学ぶ過程について説明するとわかりやすいかもしれませんね。小学生が取り組む作文は物語文です。日常的な体験や夏休みの思い出、あるいは運動会や遠足などのイベントについて、自分を中心として出来事や感じたことをつづります。中学生・高校生と進んでいくにつれて、人間が登場しない文章、つまり物事を論理的に説明するための説明文を書くようになっていきます。

高校を卒業すると、これまで学んだ説明文の延長に、さらに二つの実用文を身に着けることになります。一つは、大学で学ぶアカデミック・ジャパニーズ。学術的な論文・レポートを書くための論理的で正確な日本語です。そしてもう一つが、ビジネス・ジャパニーズ。社会人の日本語であり、お金が取れる商業的な日本語です。ビジネス・ジャパニーズは論理であることに加えて、相手へ端的に要件を伝えるためのスピード感が求められます。

私はここ数年、クラウドソーシングのサイトに掲載される文章を研究しています。クラウドソーシングでは、仕事を発注する側が報酬や業務内容、求められる専門性などの条件を提示してマッチング先を探しますよね。さまざまな募集案件を見ていると、同じような条件でも、多くの応募があるものと、全く応募がないものがあります。こうした募集案件の成否を決めるのは、わかりやすい日本語かどうかであるケースが少なくありません。

これはあくまで一例ですが、アウトソーシングが進んで仕事がどんどん外部化されている現在では、発注先を探す際にもテキストだけでやり取りすることが増えています。私たちの仕事ではそもそも、リモートワーク以前にビジネス・ジャパニーズの重要性が高まり続けているのです。

記事のオススメ、コメント投稿は会員登録が必要です

会員登録はこちら

既に日本の人事部会員の方は、ここからログイン

  • 参考になった2
  • 共感できる1
  • 実践したい0
  • 考えさせられる0
  • 理解しやすい0
オススメ3
最新順 人気順 古い順

*****さんが共感できるでオススメしました

東京都 医療機器 2020/12/22

 

*****さんが参考になったでオススメしました

福岡県 HRビジネス 2020/08/05

 

*****さんが参考になったでオススメしました

沖縄県 その他業種 2020/06/30

 

3件中1~3件を表示
  • 1

この記事をおススメ

(情報未登録)さんのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

おススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

(情報未登録)さんのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

キーパーソンが語る“人と組織”のバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
ピーク・エンドの法則
リモートトラスト
互聴
SDS法
ポライトネス理論
ホールパート法
DESC法
インナーコミュニケーション
コンテクスト
非認知能力