無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了
※登録内容はマイページで確認・変更できます

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

権限、役職、カリスマ性がなくても発揮できる
職場と学校をつなぐ「リーダーシップ教育」の新しい潮流(前編)

早稲田大学 大学総合研究センター 教授

日向野 幹也さん

権限がなくてもリーダーシップを発揮するための最小3行動とは

 これからは「権限のないリーダーシップ」が、企業社会においてもリーダーシップのスタンダードになっていくということですね。それはなぜでしょうか。

権限のないリーダーシップは、企業に限らず、成果を求めるあらゆる職場で発揮されるべきです。サービス産業においてとりわけ顕著ですが、組織のトップや管理者といった上位階層によるリーダーシップだけでは、激しさを増す市場環境の変化や顧客ニーズの多様化・複雑化に即応しきれなくなってきたからです。権限や役職がなくても、現場の一人ひとりが指揮命令系統によらず、それぞれリーダーシップを発揮して行動しないと、最高の成果目標を達成することはできません。それはいまや製造業にもいえることですね。現に、多国籍チームで仕事をすることの多い外資系企業では近年、この「権限のないリーダーシップ」を重視し、各人が進んでリーダーシップを発揮するという方針に転換する組織が増えています。10人いれば10人が、100人いれば100人が、みんなリーダーであってかまわない。かまわないどころか、真のリーダーシップを備えた人材が多いほど、組織の成果は出やすいでしょう。「船頭多くして船山に上る」ということわざがありますが、船頭が多いと船がうまく動かないのは、リーダーが多すぎるからではなく、船頭たちが真のリーダーシップに欠け、自らの権限に固執してしまうからなのです。

 日本人の通念でいうリーダーシップとは、かなり意味合いが異なりますね。

日向野 幹也さん 早稲田大学 Photo

リーダーシップが権限に裏づけられるものであれば、上位者から与えられるのを待つしかなく、またカリスマと同一視されるものなら、習得は不可能です。しかし、権限もカリスマもいらないリーダーシップは、誰もが訓練によって獲得できるスキルです。端的に言うと、何か不満があったときに、不満を単に不満として誰かにぶつけるだけでは消費者と同じですが、そうではなく、不満を自ら解決すべき課題と捉え、周囲に解決策の提案を持ちかけたり、その策を実行するために誰かを巻き込んだりするなど、他者と協力して目標を成し遂げること――それこそが、すべての人々が持つべき世界標準のリーダーシップの要諦にほかなりません。

 そうしたリーダーシップを発揮するためには、どのようなスキルや振る舞いが必要になるのでしょうか。

権限のないリーダーシップを構成する要素として、私は「リーダーシップ最小3行動」というものを考案しました。「目標設定」「率先垂範」「同僚支援」の三つです。「最小3行動」ですから、この三つのどれが欠けても、リーダーシップとは言えません。日常的な例として、「電車が遅れた日の深夜の駅前タクシー乗り場」を想像してみてください。長蛇の列ができ、みんながイライラしているときに、その場の全員が早く帰れるようタクシーの相乗りを呼びかけ、実行するというのも立派なリーダーシップでしょう。そこには「早く帰宅する」という目標設定、「自ら相乗りを募る」という率先垂範、「続く人も相乗りを募りやすくなる」という同僚支援の、最小3行動がすべてそろっています。目標を示すだけで、あるいは目標を示して自ら行動するだけで、ついてきてくれる人もいるかもしれませんが、確率は低いですよね。人にはそれぞれ、動きたくても動きづらい事情がありますから。そこを動きやすくなるように手伝ってあげるのが、同僚支援というわけです。これ以外にも、たとえば、問題解決がうまく進展しないときに粘る「レジリエンス」や、目標設定そのものが過ちと分かったときに速やかに目標を変える「決断力」など、さまざまな要素が考えられますが、まずはこの3行動がリーダーシップの基本だと、私は考えています。

記事のオススメ、コメント投稿は会員登録が必要です

会員登録はこちら

既に日本の人事部会員の方は、ここからログイン

この記事をおススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

おススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

キーパーソンが語る“人と組織”のバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
チーミング
EdTech
ペア就労
コンティンジェンシー理論
Tグループ
STEM教育
MOOCs(MOOC)
非認知能力
データリテラシー
オーセンティック・リーダーシップ