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『アイデム』提携 パート活用のヒント

入社したパートをすぐ辞めさせないために(1/3ページ)

株式会社アイデム 人と仕事研究所 小杉雅和

2014/4/25
アイデム WEBサイト
アイデム人と仕事研究所は、求人媒体を発行する株式会社アイデムの研究部門です。アイデムは1970年に創業して以来、「人材採用」の側面から、企業経営のサポートをしてまいりました。そうした活動のなかで人と仕事研究所は、「採用後の人材を活かし、企業力を高めていただく」ための、各種情報・サービスの提供を行い続けてきています。
パート・アルバイトの活用を目的に調査・分析を行う「パートタイマー白書」や、人事マネジメントの成功事例記事、募集時賃金を集計し、その動向を伝える各種レポートなど。いずれの情報・サービスも、求人媒体事業を通じ、大手企業とは異なる“中小企業の「人」に関する課題”をつかむアイデムならではの、実践的な内容を旨としています。
詳細はこちらをご覧ください→アイデム人と仕事研究所
文/小杉雅和(こすぎまさかず) 【担当分野】賃金統計・アンケート調査等の作成、分析。

あなたの会社では、自社のスタッフに何を求めているのでしょうか? 企業へのアンケート調査から浮かび上がったスタッフに求めるものから、パートのやる気や自主性を引き出す方法を探ります。

半数近くが「3ヵ月未満」で辞めた経験あり

「せっかく募集費用を掛けて採用したのに、すぐに辞めてしまった」「うちのパート・アルバイトは続かない!」そんな声をお聞きすることがあります。あなたの会社では採用したパート・アルバイトが、すぐに辞めたりしていませんか?

平成21年版「パートタイマー白書」の調査(注)では、パート・アルバイトに対して、“今までで最も早く辞めてしまった職場”の勤続期間を聞いています。結果は「1年未満(17.3%)」が最も多く、次いで「3ヵ月未満(15.6%)」「即日~4日未満(14.9%)」「3年未満(13.0%)」「1ヵ月未満(11.8%)」と続いています。それぞれの割合にそれほど差はありませんが、「即日~4日未満」から「3ヵ月未満」の回答を合わせると45.5%となり、実に半数近いパート・アルバイトが3ヵ月未満で辞めた経験があるのです。

■最も早く辞めてしまった職場の勤続期間
図表 最も早く辞めてしまった職場の勤続期間

また、“今までで最も早く辞めてしまった職場”の退職理由も複数回答で聞いています。1位は「職場の人間関係に問題があったから(26.2%)」で、四人に一人以上が挙げています。さらに「家庭の事情などで継続が困難になったから(17.4%)」「イメージしていたよりも体力的に楽ではない・疲れる仕事だったから(17.2%)」「もっとよい条件の仕事が見つかったから(15.5%)」「職場環境が悪いから(15.5%)」「最初に受けていた説明と仕事内容が異なったから(15.3%)」が続き、「仕事の内容に興味が持てない(もしくは失った)から(12.6%)」「給与が低かったから(12.2%)」も、1割以上が回答する結果となっています。

平成21年版パートタイマー白書
<個人調査> 1019名/パート・アルバイトで働く20歳以上の男女
<企業調査> 1514名/弊社営業エリア内にある事業所で、パート・アルバイトの採用や雇用管理に携わっている方

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