電子メールのモニタリング
最近情報漏洩の牽制として従業員の電子メールのモニタリングを進めている企業が増えているとの新聞記事がありましたが、実施にあたっての留意点を教えてください。例えば、労組が二つある場合、多数組合の同意を取り付ける必要があるのか、少数組合には実施の報告だけでいいのか等具体的な課題があります。
投稿日:2006/06/22 15:48 ID:QA-0005150
- Gonさん
- 埼玉県/精密機器(企業規模 5001~10000人)
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プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
「電子メールのモニタリング」に関しては、「個人情報の保護」に配慮することが最も重要なポイントといえます。
具体的には、事前にモニタリングの目的・時間帯・範囲等を労働者に十分説明し、企業のリスク管理上「必要最小限度」にとどめるようにするべきです。
しかしながら、過去の判決等でも電話等に比べプライバシー保護の範囲は狭くなると示されており、モニタリング実施自体についても必ずしも労組の合意を得る必要はないものと考えられます。
但し、スムーズな運営の為にも少数組合も含めた事前の協議を行っておく方が望ましいでしょう。
投稿日:2006/06/24 11:31 ID:QA-0005169
相談者より
ありがとうございます。リスク管理の一環で実施することの必要性を説明していきます。
投稿日:2006/06/24 14:23 ID:QA-0032158参考になった
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