海外子会社への出向

出向協定書

出向協定書で何を記すべきかはネットでサーフィンすると、たくさん事例がありますが、社会保険のことなど一般的な内容になります。貴社の場合、指示命令関係が出向先にはないので、指示命令は出向元の責任者の指示命令を受けるという点が異なるでしょう。日本国内との違いは相手国での税金などがありますから、その負担はどうするか、手当はどうなるのかなどは記載した方がよいでしょう。

投稿日：2011/09/15 16:16　ID：QA-0046073

海外子会社に一人で出向

出向といっても、指示命令は本社にある点が特異です。一人しかいないので、指示命令は本社が行なうことになると考えます。あとは海外なので、税金の負担、行き来の旅費などの手当ての詳細を決めておくべきでしょうね。

投稿日：2011/09/15 16:33　ID：QA-0046075

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

海外子会社への出向であっても、基本的に契約関係上につきまして異なる事はございません。但し、従業員ではなく代表取締役としての出向という部分に多少注意が必要です。

その上で各々回答させて頂きますと、①：通常の国内会社間と同様の出向契約書の取り交わしで特に差し支えございません。②：御社から賃金支給等を引き続き行う場合ですと、その内容に変更があれば通常の労働条件通知書または労働契約書を作成して渡すことも可能です。但し、出向や賃金の変更等は通常就業規則においても予定されている事といえますので、そうであれば変更内容が分かるような簡易な文書でも差し支えございません。ちなみに、出向先と当該代表取締役（御社社員）の関係は雇用ではなく、委任契約関係が成立する事になります。仮に出向先から代表取締役としての報酬を支給する分につきましては、賃金といった労働条件には該当しませんので労働条件通知書等に記載することは出来ませんが、文面のケースですと実務上そうした問題は発生しないものといえるでしょう。

投稿日：2011/09/15 21:19　ID：QA-0046079

相談者より

具体的な注意点等をご教示くださり、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿日：2011/09/20 08:30　ID：QA-0046111大変参考になった