労災休業補償後の就業復帰について
製造機械に指を挟み、人差し指を切断一歩手前程度の負傷し、医師より指の組織が回復するまで就業不可と診断される労災が発生し、休業補償を行っております。
この度、担当医の最新の診断書に就業に問題ないとの内容で記述があり、負傷者本人も就業復帰の意向があります。しかし、負傷箇所を視認する限りでは完治しているように見えず、負担の少ないかたちの就業復帰を考慮する予定ですが、復帰後何かあってはと懸念しております。
復帰させるにあたって、何か考慮すべきことはありますでしょうか。
投稿日:2006/03/06 20:16 ID:QA-0003909
- jinjinさん
- 神奈川県/紙・パルプ(企業規模 3001~5000人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
労災休業補償後の就業復帰について
■弊職の近辺で、昨年、類似のケースを経験しました。医師の診断書では、御社のケースと同様、元業務への就業はOKとのことでしたが、就業後まもなく(冬場にかかったこともありますが)損傷した神経に痛みが発生し、そのご再度休業となったため、結果的に職場復帰は長引きました。結果は、Nobody is happy. でした。
■医学には素人ですが、指切断に限らず、この種の災害は、寒くなってからの痛みなどの後遺症の発生がよく見られます。どのような業務に従事されているのか、人差し指欠損が業務遂行にどのようなハンデイキャップをもたらすのか分りませんが、当面は、就労期間短縮など、量的・質的負荷を軽減し、就業状況をウオッチすることに尽きると思います。
投稿日:2006/03/08 13:51 ID:QA-0003949
プロフェッショナルからの回答
- 畑中 義雄
- 有限会社人事・労務
ご質問の件
こんにちは。畑中です。
よろしくお願いいたします。
労災の休業補償後の就業復帰についてのご質問ですね。
担当医の最新の診断書に就業させても問題ないといわれているのならかまわな
いと思います。
ただ、復帰してすぐに、また療養するケースが多々見受けられますので、念の
ため復帰後、最初のうちは簡単な軽微な仕事に就かせて様子を見ながら、徐々
に元の仕事に復帰させて行けばよろしいかと思います。
ありがとうございました。
ご健闘をお祈りいたします。
投稿日:2006/03/22 18:10 ID:QA-0004124
相談者より
投稿日:2006/03/22 18:10 ID:QA-0031687参考になった
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