休職後の積立休暇について
いつもお世話になっております。
休職後の年次有給休暇に関する質問をさせていただきます。
【ケース】
2008年11月から休職し2010年10月に復職する予定の従業員がいます。
年次有給休暇を2008年4月に21日分付与し、13日分残して休職に入りました。
【質問】
2010年10月に復職をする場合は、2008年度の有休の残日数(13日)は2年の時効で失効しているのでリセットされるかと思います。
そこで、残りの有休を10日分積みたてし積立休暇として繰り越します。
加えて、復職時に有休を按分して付与します。
そこで質問ですが、積立休暇の積み立て時期は、2008年度の残日数が失効となった2010年3月末日の翌日である2010年4月からとなるのでしょうか。それとも、復職時の2010年10月時点からなのでしょうか。
宜しくご教示いただきたく、お願いいたします。
投稿日:2010/09/29 14:45 ID:QA-0023130
- *****さん
- 兵庫県/その他メーカー(企業規模 10001人以上)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
文面のケースですと、13日の残年次有給休暇はご認識の通り2010年3月末日で失効します。
一方で、失効となった有休を積み立てる積立休暇とは、会社が任意に定めて運用する休暇ですので、その積立条件や運用等につきましては法定のルールは存在せず、原則としまして就業規則の定める内容に従う事になります。
仮に明確な規定が無い場合ですが、一般的に考えますとたとえ休職中であっても失効後間が空いて復活するというのは合理性に欠けるものといえるでしょう。
従いまして、積み立て時期に関しましては失効となった日の翌日である2010年4月からとされるべきというのが私共の見解になります。
投稿日:2010/09/29 19:33 ID:QA-0023136
相談者より
回答いただきまして、ありがとうございました。
そのように従業員に説明いたします。
投稿日:2010/09/30 08:16 ID:QA-0041318大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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