無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

臨床心理士が教える不調者対応07~復職支援の成功・失敗事例~

みなさんこんにちは。

株式会社ヒューマン・タッチの代表で、臨床心理士の森川隆司です。

 

前回までは、複数回にわたって、復職の失敗例として「職場側の要因」を取り上げてきました。

今回からは、「本人側の要因」について、ひとつひとつ触れていきたいと思います。

まずは【生活が整う≠復職が可能】についてです。

 

■復職の判断について

復職が可能となった状態、とはどのような状況と理解すればよいでしょうか。

まず、休職に至った病気や症状が治まっている(完治もしくは寛解)ことが前提となります。

「うつ病」「抑うつ状態」などの診断名で療養に入ったとすれば、眠り、食欲、意欲、行動面、などでの改善がみられる必要があるということです。この改善具合は、通常主治医によって医学的な根拠から判断されます。加えて、本人が「復職したい」という意志が表明されていることも必要な要件ですね。

 

本人の復職の意志と、医学的な根拠からの症状の改善、これらが見られた際には、一義的に復職可能と理解できるかもしれません。

 

しかし、この状況で「復職」させた場合に、どのようなことが起こるでしょうか。

「復職可能」の診断書と本人の希望をもとに、例えば、いきなりフル勤務で復職させた場合、翌日から「朝起きられませんでした」と体調不良で欠勤が継続…良くある事例と思います。

 

ここで問題となってくるのは、医学的な観点からの改善(体調や症状の安定)と、業務の負荷に耐えることが出来る状況までの改善、は必ずしも同一ではないということです。

 

もちろんのことですが、主治医は休職者を「労働者」とみる前に「患者」とみるわけです。患っている症状を取り除くもしくは軽くすることに、専門的な知見を活用します。

症状が安定した際に、本人から「復職したい」との希望が出れば、復帰後にどのような業務を行うのか、限定した情報しか持ち得ていない主治医は、条件を付けながらも復職を否定することは難しいと思われます。

 

多くの企業様では、ここで産業医の先生の登場となるわけですが、産業医として、復職面談で積極的にかかわってくださる先生がすべてではないのも現実ですね。主治医からの診断書や意見書をそのままに、会社に面談結果をお伝えになることもあり得ます。

このような場合、会社が求める復職の基準を満たしていない状況で、職場復帰がなされてしまうことがあるのです。結果、上述したような復帰直後の欠勤という出来事も起こりえますね。

 

では、復職の基準をどのように定めたらよいのか。また、復職に当たって、どのような情報をだれから求めればよいのか、これらについては、次回以降で触れさせていただきます。

  • モチベーション・組織活性化
  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション

通算500社以上のコンサルティング、900件以上の復職面談、年間100件以上のセミナーをこなすメンタルヘルス対策専門コンサルタントです。

メンタルヘルス対策の仕組みづくり、個別休職復職支援、ラインケアセミナー、セルフケアセミナー、全員面談、ストレスチェック、職場環境改善、災害・自死等の危機対応など、「こころ」の視点から、「いきいき職場づくり」をトータルに支援いたします

森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師

森川 隆司
対応エリア 全国
所在地 船橋市

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム