中途入社者の賃金

中途入社者の賃金

あくまでも1つのオプションとして参考にして下さい。

今回のケースのように入社時の賃金の決定が難しい場合の賃金設定方法として「暫定給与方式」があります。これは試用期間に暫定的に一定の給与を支払い、試用期間終了後に本人の能力を見定めて給与を決定する方式です。

今回のケースに当てはめれば、試用期間は在職中の社員と同様の給与を支払い、能力を見極めて既存社員を超えると認められるのであれば、もっと支払えば良いと思います。そして、必要であれば本採用後に試用期間に遡って差額を支給すると言う方法もあります。

こんな面倒なことは嫌だ！というのであれば、既存社員のベースも上げて、その分は調整給として今後の昇給と相殺する方法があります。

投稿日：2005/09/15 10:24　ID：QA-0001983

相談者より

ありがとうございました。
このまま強行することは危険というご判断ですね。
よくわかります。
ただ、年功要素を薄めていくということは、こういうことかなと言う気もしてます。
他にも、実例などご教示いただけることがありましたら、お願いします。

投稿日：2005/09/15 10:41　ID：QA-0030781大変参考になった

Re:中途入社者の賃金

あくまで参考意見ですが、中途採用者というのは即戦力として採用するものと捉えれば、同学歴、同年次の下位に位置するような人をそもそも採用するのかという考え方もあります。拝見した内容だと入社年次の２～４割が下回るということは、逆に言えば平均的水準ということですから全く問題ないと思います。

実際、私が担当している会社では、基準を同学歴、同年次の平均に設定しておき、面接時の評価（これまでの実績、スキル、能力等）によってある程度の裁量幅で初任給を決定しています。中には同学歴でトップクラスの初任給になる人もいます。

中途採用をどういう位置づけ（スタンス）で実施するかによっても考え方は変わると思います。

投稿日：2005/09/15 11:20　ID：QA-0001986