初任給と賃金表について

号俸差

人事制度は多種多様のためどれが一般的とは言いがたいのですが②でおっしゃる通り、学歴によりスタートする号俸が異なるという例はよくあります。等級の設定の仕方によりますが、初任給の絶対額設定地点に等級賃金表を照らし、当てはめればよろしいだけかと思います。
労働基準法での均等待遇の規定は、「国籍、信条、社会的身分」に関する限定列挙です。社会的身分とは生来の身分をいい、学歴による処遇の差異に法的な問題はありません。

投稿日：2005/08/02 22:30　ID：QA-0001459

相談者より

投稿日：2005/08/02 22:30　ID：QA-0030578あまり参考にならなかった

初任給と賃金表について

■まず、ご質問に絞ってお答えします。
① 「各新入社員」が事例の4種類の新規学卒者であり、「入社時から異なる」が「入社時には異なる」とするなら、回答は「イエス」です。「入社後も異なったまま」とは言い切れません。入社後は、当然、評価により昇格スピードは異なり、等級号俸の追付き、追越し、追付かれ、追越されが考えられるこらです。
② 初任給を各等級の初号俸（1号）にする必然性はありません。
③ 事短大務職Ｊ１級・1号俸、大卒事務職J1級・6号俸の件も別に問題はありません。
但し、前者は標準評価を前提に2年後には後者のレベルまで昇給させるには、毎年2.5という半端な号俸昇給が必要になりますね。考課と昇給（減給）との関係も同時にシッカリ構築しておきましょう。
■（関連私見）そもそも初任給は世間相場でマクロ的に動き、社内賃金表は個別企業の経営状況、政策によってミクロ的に策定されるもので、世間相場（初任給）に社内賃金体系が毎年振り回されるなどは、ナンセンスではありませんか？ 新規学卒者の初任給についての取扱いは、社内賃金体系から切り離し、柔軟に取り扱えるよう考えてみてはいかがですか？

投稿日：2005/08/04 12:11　ID：QA-0001478