出向者の懲戒処分について

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

出向者の懲戒処分ですが、同一事由において出向先と出向元で二度処分を行う事は、やはり一事不再理としまして有効とはならないものといえます。

たとえ処分内容が異なるとしましても、二重に処分を行う事自体に変わりはございませんのでそのような措置は避けるべきというのが私共の見解になります。

投稿日：2008/09/19 22:20　ID：QA-0013773

相談者より

ご回答有難うございました。
親会社と出向元とも相談し、出向先の当社では、処分を行わず、出向元の処遇が決定するまで、自宅待機（有給で懲戒処分ではない。）させる方向で調整しています。
お忙しい中有難うございました。

投稿日：2008/09/24 11:13　ID：QA-0035466大変参考になった

出向者に対する懲戒処分の権利は？

■一事不再理というのは刑事訴訟上の原則すが、民事関係でも適用されるケースが多く見受けられます。今回のご相談に適用されても妥当性は維持できると思います。
■但し、懲戒処分という労働条件は、その内容如何によっては労働関係の根幹に及ぶ局面もあり、原則としては、出向元においてのみ行うべきであるというポイントも抑えておくことが必要です。
■なお、出向に際して必要な、出向元と《本人》との合意書の有無、およびその内容が気になります。親会社がしきりに引用されていますが、出向成立の仲介役以上の立場ではないように思いますが、いかがですか？ 更に、「有給の出勤停止処分」の処分としての効果はどのようなものでしょうか？

投稿日：2008/09/20 10:34　ID：QA-0013777

相談者より

投稿日：2008/09/20 10:34　ID：QA-0035469大変参考になった