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管理職者の泊まり勤務

いつも大変お世話になっております。
本日は管理職者の泊まりをともなう勤務に関してお伺いさせてください。

弊社では、管理職者のみ、日にちをまたぐ泊まり勤務があります。夜出勤してのナイトシフトというのでなく、朝9時勤務開始、基本拘束時間がおわる18時まで普通どおり勤務し、その後、ナイトシフトに移行します。夜中の巡回や苦情処理、その他の業務をこなし、仮眠を数時間とりますが朝9時からまた18時まで勤務に引き続き入ります。

一昔前なら、ナイトシフト者は、朝10ごろには勤務が終了し、そのまま退勤しましたが、ここ数年は人件費カットの方向から、管理職者のみ上記のような勤務形態が続いております。

このままでは人材が過酷な勤務に絶えられず離職する一方で、残された社員がますます過酷になる、という悪循環に陥りそうです。
この勤務体勢に異議申し立てをした人事社員もおりましたが、それ以後いずらくなったのか結局、退職いたしました。

まず、以上のような勤務形態は法的に許されるのかどうか、管理職者に労働時間や休日数は関係ない、といいきる部長や役員に、このまま従っていていいものかどうか。また、意見をする時は辞めざるを得ない、という環境下で、大変困っています。

皆様のお考えをぜひ、伺えませんでしょうか。よろしくお願いします。

投稿日:2008/08/09 11:39 ID:QA-0013370

ポーラベアさん
大阪府/旅行・ホテル(企業規模 101~300人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答1

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、まず重要な点は当該管理職が労働基準法上、労働時間の適用を除外されうる「管理監督職」に該当されるか否かです。

「管理監督職」である為には、
・出退勤・労働時間について厳格な管理がなされていない事
・賃金その他の処遇面でふさわしい待遇がなされている事
・人事や経営に関する権限が認められている事
といった条件が求められますが、文面を拝見しました限りでは「過酷な勤務」という表現からも疑問を禁じえません。

もし今問題となっているような「名ばかり管理職」に近い状況であれば、仮に時間外・休日及び深夜割増賃金の支払が実労働分行われてなく、または「労働時間や休日数は関係ない」といった無制限の長時間労働が行われているとしますと明らかに違法状態といえます。

さらに重要な件ですが、上記のような労基法上の問題に関わらず、文面のような措置が頻繁に行われているとすれば、労働者の健康面に重大な支障をきたす恐れがあるといえるでしょう。

現に「過酷な勤務に絶えられず離職する」方がおられるということは、大変危険な状況にあり、いつ重大な労災事故が発生しても不思議ではないものといえます。

これは労働安全衛生法上の安全配慮義務違反でもありますが、それを言うまでも無く、人を雇用する立場にある会社の有する社会的責任としまして改善をしなければなりません。

更に言えば、ワークライフバランスの推進等長時間労働の是正が他の企業で進められる中、このような理由で人が辞めていくことが続きますと、会社の貴重な人材が失われるのみならず、御社の社会的評判も地に落ちていくということは避けられないでしょう。

対応としましては、このまま放置しておくと会社にとって致命的な損失を招くことを経営層に説明し、長時間労働は当たり前といった極めて古い人事管理の考え方を改め、コンプライアンス及び人材重視の視点から職場運営の抜本的な見直しを図る事を強く提案されることをお勧めいたします。

投稿日:2008/08/09 22:42 ID:QA-0013372

相談者より

早速のご回答、ありがとうございます。
失業率の高い中、賃金的に決して恵まれているとはいえない状況であっても、今すぐ仕事を失うことができない社員としましては、過重労働であっても、異議をとなえて会社と波風をたてられない、というところが現状です。しかしながら、このままにしていけるわけもなく、やはり会社側と話し合わなければならないのは事実です。
一人一人が声をあげるのは難しいですが、外部の方に入っていただくなりして、考えていかなければならないと重く受け止めています。
(ちなみに数年前、サービス残業と名ばかり管理職とみなされ、事実上一般社員の多くが、2年前までさかのぼり、残業代の支払いを受けています。これにより、管理色者の数は激減しましたが、結果的に全社的に本年度の基本給が大幅にカットされました。)

ご回答いただき、ありがとうございました。

投稿日:2008/08/09 23:16 ID:QA-0035334大変参考になった

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ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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