60歳以降の選択定年制のメリットとは
65歳への定年延長に併せ、本人のライフプランや急な体調変化等にも柔軟に対応するため、60歳以降の選択定年制の導入を検討しています。
しかし、退職後は新しい職に就かない予定の場合、数年後の状況も分からない中で定年年齢をあらかじめ申告するよりも「自己都合退職」の方が少なくとも本人にとっては利便性が高いのではと思います。
シニア社員にとって選択定年制を導入するメリットとは何なのでしょうか。
ご教示いただけると大変幸いです。
投稿日:2023/11/27 14:32 ID:QA-0133143
- gumiさん
- 東京都/HRビジネス(企業規模 101~300人)
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本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
メリットとしては、
本人が定年年齢を選択できますので、そこまでの収入は確保できるということになります。
また、自己都合退職では、退職金は一般的には減額されますが、
選択定年では、増額されます。
投稿日:2023/11/27 18:02 ID:QA-0133160
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、例えば自己都合退職ですと通常であれば退職金の減額等の不利益を被る事になりますが、選択定年の申告であれば会社公認の制度ですのでそうした取り扱いを避ける事が可能です。
つまり、本人にとりましては利便性以外の面でのメリットがございますし、また会社側からしますとあらかじめ従業員の就労動向を知る事が出来るというメリットがございます。
但し、現実問題としまして余り早い時期での選択は難しい面がございますので、そうしたデメリットも踏まえて総合的かつ慎重に判断される事が重要といえるでしょう。
投稿日:2023/11/27 23:07 ID:QA-0133174
プロフェッショナルからの回答
退職金
多くの企業では自己都合退職と定年退職で退職金計算が違っているため、選択定年は退職金上有利となることが多いのがメリットでしょう。
投稿日:2023/11/28 14:17 ID:QA-0133214
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