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求人フリーペーパーの比較と選び方

この数年で、新しい求人媒体として急速に台頭してきたのが「フリーペーパー」「フリーマガジン」といわれるメディア群。現在は非正社員の採用に多く活用さ れているが、次第に正社員に焦点をあわせたサービスも登場しはじめている。今回はこのフリーペーパー各誌の特色と活用法をご紹介する。

※この記事は2006年3月に作成しました。その後、記事の内容、各社のサービスに関する情報は変更になっている場合がありますので、ご了承ください。

媒体として定着した求人フリーペーパー

景況感の本格的改善とともに、企業の人材採用に対する意欲は大幅にアップしてきている。正社員の採用枠が増えたことによって、アルバイトやパート、派遣といった非正社員を活用している企業にとっても、人材の確保が一段と大きな課題になってきているのが現状だ。

採用についての企業間競争が激しくなる中、特に若年層の効果的な採用に威力を発揮しているのが、今回ご紹介する「求人フリーペーパー」である。

いまや「フリーペーパー」自体をご存知ないという方はまずいないだろう。街中や駅、コンビニ、外食店の店頭などにラックを置き、通りがかった人が自由に持っていける無料の雑誌、あるいは新聞形式の発行物である。配布方法に関しては、こういった自由に持ち帰ってもらうパターン以外にも、通行量の多い場所にスタッフを配置して手配りするもの、住宅のポストに投げ込むもの、職場で配布してもらうもの…など様々な種類がある。

街中や駅にはフリーペーパー専用ラックが並び、数種類のフリーペーパーが置かれることも多い。

扱う内容、ジャンルも多岐に渡る。タウン誌のようなお店の情報を紹介するもの、住宅やスクールなどの宣伝、求人情報…など。それらの中でも特に「求人誌」は、今もっとも勢いのあるフリーペーパーといってもいいだろう。現在、主要な求人フリーペーパーだけを数えても全国で約200誌が発行されている。掲載求人件数も平均で月間20万件を超え、求人メディア全体の30~40%にあたる。これは有料求人誌の掲載件数を抜く勢いであり、また注目されやすいインターネット求人サイトの実に4~5倍にあたる出稿量となっている。非正社員を機動的に活用する業態が今後も増えていくことが予測される中、求人フリーペーパーは、採用のためのメディアとしてより存在感を強めていくものと思われる。

メディア別求人情報の掲載件数推移 (社)全国求人情報協会 求人広告掲載件数集計をもとに作成

情報は無料で手に入れる時代

では、なぜ求人フリーペーパーが元気なのだろうか。ひとつはインターネットや携帯電話で自由に見ることができるコンテンツの急速な普及によって、若者を中心に「情報は無料で手に入るもの」という意識が定着したことにあるといえそうだ。

1990年代までの求人情報といえば、「新聞の求人欄」や「求人専門誌」が一般的だった。これらは、すべて有料の媒体であり、読者は情報を手に入れるためには、これらを書店や売店で購入しなければならなかった。以前はそれがあたりまえだったのだが、時代の流れとともに、新聞や雑誌を買わない若者が無視できないほど増えてきたのである。かつて、無料で手に入る求人情報の代表格といえば「新聞の折り込み」だった。だが実はこれも、新聞を宅配で購読しないと届かないという点では、有料の媒体だったといえる。一人暮らしの学生など若年層では、自宅で新聞を取る割合が急速に低下しており、アルバイト採用などを折り込みチラシに頼ることもできなくなってきた。そこで、そういった若年層にまで求人情報を到達させる手段として、2000年以降、無料のフリーペーパーがクローズアップされてきたのである。求人フリーペーパーは大都市圏をいくつかのエリアに区切って、地域密着型の情報掲載を行っている例も多い。その意味では、まさに新聞折り込みの代替機能を果たしているといえるだろう。

求人フリーペーパーが活性化しているもうひとつの理由に、「ネットメディアの入り口機能」を果たしているということがある。検索が自由なネットメディアは、正社員など職種や業界をイメージしながら目的を持って仕事を探している人には利便性が高いが、逆に何かいい仕事はないか…というようにパラパラ雑誌をめくって見るような気軽さはない。フリーターから正社員にステップアップしたいような若年層に対しては、無料で手に取れるフリーペーパーに情報のサワリだけを載せて、そこからネットに誘導していこうという手法が有効になっているといえる。実際、どのフリーペーパーもネットや携帯電話コンテンツとの連動を企画・導入しており、今後、フリーペーパーはこうしたメディアミックスの一つの起点になっていく可能性を秘めているともいえそうだ。

注目の求人フリーペーパー5誌

Job aidem

ネット、折り込みとのメディアミックス型媒体

株式会社アイデムが発行する「Job aidem」(ジョブ・アイデム)は、この3月にリニューアルを行い誌面のオールカラー化を行った。求人フリーペーパーではあまり見かけない編集記事、特集ページを充実させ、紙質も一段上げている。サイズも持ちやすく、表紙のデザインもより洗練させた。「このリニューアルによって、ハード・ソフトともにフリーペーパーを超えたクオリティを実現したいと考えているんですよ」。こう語ってくれたのは同社東日本事業本部の古屋直人マネージャーだ。「アイデムといえば、やはり折り込みのイメージが強いと思いますが、このフリーペーパーも、当初そちらでカバーできない若い人向けの媒体として企画されたものです。基本は地元密着型のアルバイト・パート募集なのですが、最近は正社員の求人件数が増えており、また、読者の志向も約半数が正社員希望というアンケート結果が出ています」。そこで同社では、折り込みのイメージから一歩進んだ求人専門誌としてのクオリティを実現することによって、読者の要望にいっそう応えていこうという方向性を打ち出したのだ。「とはいっても、現在はフリーターとして働いている読者も多数いらっしゃいます。そういった方を採用側が戦力化しやすいように、私どもでは社会人としてのマナー研修(半日コース)も無料で行っています」。新人研修の時間が取りにくい企業や店舗にとってはうれしいサービスだ。発行エリアは、都心部を中心とした首都圏版と近郊のエリア毎に細分化された地域版(22版)に分かれる。首都圏版はインターネット(PC及び携帯)、地域版は折り込みとのセット企画によるメディアミックスでの告知が基本型となっているが、勿論ジョブ・アイデム単独での掲載も可能となっている。

発行エリア

首都圏版(1版)、地域版(22版)

配布方法

設置型(ラック)

設置場所

駅・コンビニエンスストア・スーパー・ファミリーレストラン・ファーストフード店・レンタルビデオ店・銀行・大学など

平均情報掲載数(号)

1版あたり約700~1,000件

発行サイクル

毎週月曜

掲載料

最小区画

首都圏版 (5.95cm×4.6cm)22,000円、地域版 (4.47cm×5.88cm)16,000円

DOMO

首都圏を一版でカバー 求人フリーペーパーの草分け

株式会社アルバイトタイムスが発行する「DOMO」(ドーモ)は、求人フリーペーパーの草分け的存在だ。まず同社の地元である静岡で実績を積み、やがて首都圏や関西圏でも創刊。現在の求人フリーペーパーの隆盛は「DOMO」から始まったといっても過言ではないだろう。いわゆるアルバイト・パート募集に強いメディアとして発展してきたが、現在ではアルバイトだけにとどまらず、(人材)派遣社員、契約社員、(一部の)正社員などへも幅広く対応する媒体となっている。特色としては、募集効果(読者からの応募数)が高いことからくる「費用対効果の高さ」が挙げられるだろう。媒体コンセプトは「1版で首都圏全域をカバーしていること」であり、複数の勤務地での募集を同時に行うのにも適している。同社広報の金森美和氏にお話をうかがった。「一冊で首都圏の情報をすべて網羅していますので、広い範囲で豊富な選択肢の中から探せる、見落としがない…ということが読者の方にとっての利便性だと思います。地元に限らずもう少し範囲を広げて探したいと思っても、別の場所まで情報誌を取りにいくのは面倒だという声をよく聞きます。そんな時、DOMOなら一冊ですべてまかなえるようになっています。採用側にとっては、店舗のチェーン展開をしているような場合、DOMOは首都圏全域をカバーしているので、一回の出稿で複数の地域の募集を行えるのがメリットですね」。地元の商店での募集など小口案件についてはどうだろうか。「小口募集も多数ご掲載いただいています。週2回発行ですから、急募にも対応できるのが強みです。」早い時期から求人フリーペーパーに取り組んできた同社では、読者との接点であるラックの設置ポイントでもベストの場所を押さえているという。また、PC・携帯いずれでも閲覧できる「DOMO NET」との併用も可能になっている。

発行エリア

首都圏(1版)

首都圏以外:千葉、横浜、静岡(3版)、名古屋、大阪、神戸

配布方法

設置型(ラック)

設置場所

駅・書店・スーパー・コンビニ・ファーストフード店・ファミリーレストラン・カラオケボックス・ホームセンター・ゲームセンター・お弁当屋・デリカショップ・大学など

平均情報掲載数(号)

非公開

発行サイクル

毎週月曜 首都圏、千葉、名古屋、大阪、神戸

毎週木曜 首都圏、横浜、静岡(3版)

掲載料

首都圏版 最小区画(AB版1/16ページ) 28,000円(税別)

Free an

「an」ブランドで総合的なラインナップを展開

株式会社学生援護会の「Free an」は、アルバイト採用媒体の老舗である「an」ブランドのフリーペーパーだ。おそらく、現在30代、40代以上の人事担当者も、学生時代には「an」のお世話になった人が多いのではないだろうか。「創刊当初は、有料誌と区別するために『アルバイトニュース』という名称でしたが、anのブランド力を生かそうということで、2006年3月より求人フリーペーパーも『Free an』としてリニューアルしました」。そう教えてくれたのは、同社経営企画本部商品統括室の湯浅光史部長だ。「Free an」は、有料誌の「an」よりもさらに若い層(10代~24歳以下)の読者をターゲットにしており、実際の応募効果でも、狙った層からほぼ予定した通りの反響が出ているという。「当社の強みはやはりanで蓄積したアルバイト採用のためのノウハウです。『Free an』も首都圏を沿線別6版に分け、学校の位置や学生の通学パターンを分析。最大の効果を得られる設置場所を確保しています」。また、近年は若年層の間で携帯電話を使った情報収集が急速に普及している。そのため、「Free an」に出稿すれば自動的に携帯コンテンツである「モバイルan」に情報が転載される仕組みも完備されている。このコンテンツでは、誌面に掲載された問い合わせ番号を携帯メールで送ると、その求人が引き続き応募可能かもう終わったかが分かる仕組み。応募可能なら、すぐに携帯で応募出来るうえ、面接場所の地図を携帯電話に保存できる…など、細かい機能も若者向けにていねいに作られている。「やはり強いのは学生アルバイトの採用ですが、少しずつフリーターや派遣層にも浸透しつつありますね」。小口はもとより、有料誌「an」との併用企画などで大量採用にも対応できるのが強みだ。

発行エリア

首都圏(6版)

配布方法

設置型(ラック)

設置場所

書店・コンビニエンスストア・スーパー・駅・ファミリーレストラン・ファーストフード店・カラオケボックス・レンタルビデオ店・銀行・大学など

平均情報掲載数(号)

非公開

発行サイクル

毎週木曜

掲載料

最小区画1/16P (57mm×46cm) 30,000円~

Yumex

原稿はワンリソース・マルチユースが可能 機動的な対応

ユメックス株式会社が発行する「Yumex」(ユメックス)を、同社では「フリーマガジン」と位置づけている。これは、首都圏全域で広く利用されている同社の折り込み媒体との違いを明確にするもので、2006年からはより雑誌らしく企業のトップインタビューなどをメインとした編集記事ページもスタートしている。パートなど地元密着のピンポイント募集には折り込み、学生アルバイトなどもう少し広い中域の募集にはフリーマガジン、そして広域の募集にはネット媒体…と自社内ですべてのラインナップをそろえている。同社事業推進部の齋藤武彦部長にお話をうかがった。「折り込み、フリーマガジン、ネットとありますが、すべて同じ読者ではクライアント側にメリットがありません。そのためフリーマガジンは折り込みとはやや違う層に届くよう、記事をはじめ工夫をこらしています。当社ではこれらの各媒体のメディアミックスを手軽に行っていただけるよう、フリーマガジンの地域版では原稿を折り込みと共有しています。つまり1回の原稿チェックで2つの媒体に出稿いただけます」。忙しい中での急募などの場合、このシステムはとても便利だと好評だという。申し込みから発行まで中1日というスピーディーな体制も同社ならではだ。「当社では、エリア毎に3~4名の営業スタッフが担当地域を巡回して、足で拾ったきめ細かい情報提供を心がけています。また、毎月変動する平均給与の情報などもご提供していますので、活用方法なども気軽にご相談いただきたいですね」。また、就職フェアとのセット企画や、「Yumex」の体裁をそのまま使った1社独占の採用ツールを作成し、本誌とともにラック展開するなど、多彩なカスタマイズ企画も可能になっている。

発行エリア

首都圏版(1版)、エリア版(6版)

(1)首都圏 (2)多摩・武蔵野 (3)神奈川 (4)埼玉・群馬南 (5)東京・埼玉東部通勤圏 (6)千葉 (7)山梨

配布方法

設置型(ラック)

設置場所

書店・コンビニエンスストア・スーパー・駅・ファミリーレストラン・ファーストフード店・カラオケボックス・レンタルビデオ店・銀行・大学など

平均情報掲載数(号)

1版あたり385件

発行サイクル

毎週月曜*山梨エリアのみ毎週金曜

掲載料

首都圏 … 最小区画(5.7cm×4.5cm) 28,000円、最大区画(23.7cm×39.4cm) 760,000円

エリア … 最小区画(5.7cm×4.5cm) 13,000円、最大区画(23.7cm×39.4cm) 400,000円

TOWN WORK

全国88版、質・量ともに有料誌と遜色ない情報を提供

株式会社リクルートが発行する「TOWN WORK」(タウンワーク)は、全国で88版を展開中。各エリアの求人情報をきめ細かく提供している代表的な求人フリーペーパーだ。地域により多少変動はあるが、主力はアルバイト・パート募集で掲載件数のうち約60~70%を占める。一方、正社員の求人も20~30%あり、社員でも地元密着で採用したいという場合には有効なメディアという評価を受けている。同社タウンワーク企画編集グループの来栖勲編集長にお話をうかがった。「基本はシンプルに、地域密着型の情報を質・量ともに充実させているということですね。関東圏だけでも41版あり、約3万5000カ所の設置ポイントは人の流れや通勤エリアなどを細かくリサーチして整備しています」。誌面は全ページカラーで、そのクオリティは有料誌とまったく変らないといってもいい。「無料のフリーペーパーだからこそ情報の信頼性が大切だと考えています。情報の無料化が進む中、読者は無料・有料に関わらず期待をしているので、常にそれに応えていかないといけません。クライアント様には、応募効果を上げるための原稿のノウハウなどを、営業スタッフがそれぞれのケースに応じてアドバイスをさせていただきます」。また、「TOWN WORK」に掲載された情報は、枠のサイズにかかわりなくパソコン・携帯電話から見ることが出来るインターネット上のサイト「タウンワーク・ネット」に転載することができる。これは無料のオプション。「エリアを絞って掲載していただいても、ネット上では全国から参照可能です。実際、自分の住んでいる地域に希望の仕事がないという読者は、ネットで情報を得ている人も多いのです」。もちろん全国チェーンなど広範囲での募集計画にも心強いメディアである。

発行エリア

全国(88版)うち関東圏41版

配布方法

設置型(ラック)

設置場所

書店・コンビニエンスストア・スーパー・駅・ファミリーレストラン・ファーストフード店・カラオケボックス・レンタルビデオ店・銀行・大学など

平均情報掲載数(号)

1版あたり約400件

発行サイクル

毎週月曜(東海エリアのみ毎週金曜)

掲載料

最小区画A1タイプ(45cm×36.5cm) 19,000円~

メディア選定時の着目点

まずは、どういった採用を行おうとしているのかを整理することが重要になってくる。求人フリーペーパーの活用を考えているのであれば、「正社員」なのか「非正社員(アルバイト、パート、他)」なのか。採用地域。採用人数。…まずこのあたりを整理して、どの媒体が適切かを考えていくことになる。

もし、「アルバイト・地元のみ・1名」などという小口採用なら、地元に密着した手軽に利用できる媒体をリストアップしてみよう。近所でよく配布されているかどうか、設置場所の確認もしておいた方がいい。しかし、フリーペーパーは若者がよく立ち寄る場所に設置されるのが一般的なので、もし人事担当者がある程度以上の年齢であれば、自分の目だけでなく、同僚アルバイトの意見や媒体の営業スタッフを呼んで確認するなどの工夫も必要だ。また、急募に対応してもらうためには、申し込みから発行まで何日かかるのかも確認しておきたい。

一方、「正社員」や「アルバイト・複数エリア・複数名」といった中規模~大規模採用では、出稿のパターンや広告の原稿内容などソフト面が重要になってくる。採用を成功させるためのアドバイスをしてくれる営業スタッフがしっかりしている媒体を選定したい。また、アルバイト採用の場合、表記している時給のほんのわずかの違いが採用の成功・不成功を分ける場合もある。最新の給与動向などの情報も、各媒体とも提供しているので積極的に活用しよう。

また、予算管理はもちろん重要だが、媒体によって掲載枠のサイズや発行部数、掲載期間などが異なるため、いちがいに掲載料金だけで比較するのは難しいのが実情だ。最終的には、採用成功という目的を達成するために必要な予算はいくらなのか…という視点で見積を出してもらい検討するのがベストだろう。

まとめ

この数年で急速に注目されるようになった求人フリーペーパー。現在は名実ともに採用媒体の主役の地位にあるといえるだろう。各社とも本誌の充実、インターネットや携帯コンテンツとのメディアミックスなど、応募効果アップのための企画を次々と打ち出している。あまりにも選択肢が多いと、選定時に迷ってしまうことがあるかもしれないが、そんな時は原点に立ち返って、営業スタッフの案内が丁寧なところを選ぶのも一つの方法だろう。急募や多拠点での募集など、思いのほか煩雑なのがアルバイトやパートの採用。良いパートナーを見つけて、効率的な採用に活用したいものである。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「人事辞典「HRペディア」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

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