人事白書調査レポート2025 採用
中途採用の課題は「選考基準が曖昧」「採用に携わるメンバーの負荷が大きい」が多い

5001人以上の企業では「面接官による応募者の動機づけができていない」も多い
2024年度の中途採用の選考プロセスの中で課題に感じたことを聞きました。最も多かったのは「選考基準が曖昧」「採用に携わるメンバーの負荷が大きい」で、共に36.2%でした。以下、「選考・内定辞退者が多い」(31.3%)、「採用に携わるメンバーのトレーニングができていない」(27.5%)、「面接官による応募者の動機づけができていない」(24.6%)、「面接官同士の目線が合っていない」(21.6%)、「面接官が応募者の本音を引き出せない」(21.0%)、「現場の求める人材像が採用基準に反映されていない」(20.8%)、「選考と次の選考までの時間が長すぎる」(17.2%)と続きます。
従業員規模別に見ると、5001人以上の企業で、「採用に携わるメンバーの負荷が大きい」(51.7%)、「面接官による応募者の動機づけができていない」(48.3%)の割合が高くなっています。


【全体】【従業員規模別】2024年度の中途採用の選考プロセスの中で課題に感じたことについて、当てはまるものをお選びください(全て)。
※本調査結果の引用について
本調査結果を引用される場合は、以下の出典を明記してください(引用の範囲内であればご連絡は不要です)。可能であれば本ページにリンクを張ってください。
出典:『日本の人事部 人事白書2025』
実施時期 | 2025年3月3日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6,139社、6,285人(のべ) |
質問数 | 158問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織文化/8.注目の人事課題(コミュニケーション、HRBP、サクセッションプラン、テクノロジー活用) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2025』

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