児童（小学校６年生）の就業について

就業可能な最低年齢

▼使用者が、労働者として就業させることが可能な最低年齢は、満15歳に達した日以後の最初の3月31日が経過した者（義務教育終了者）と定められています。（労基法56条）

投稿日：2020/05/24 16:20　ID：QA-0093540

相談者より

早速のご回答、ありがとうございました。
参考になりました。

投稿日：2020/05/25 10:24　ID：QA-0093560大変参考になった

同居の親族のみを使用する事業および家事使用人には労基法は適用されず、当然この家事使用人の中には年少者や児童も含まれますので、そういう解釈で問題はないでしょう。

いくら家事使用人であっても、小６の児童を深夜に働かせるのは、健康および福祉を害することにもなり、公序良俗に反し認められるものではありません。

ところで、労基法ではあくまでも事業場において使用できる未成年者は、原則として、満１５歳に達した日以後の最初の３月３１日（満１５歳年度末）を終了した者ということになり、例外的に、一定の業種については、要件を満たせば満１５歳の年度末を終了しない児童を労働者として使用することが可能とされています。

満１３歳未満の児童の場合、映画の制作や演劇の事業（いわゆる子役）のような、児童の健康や福祉に害のない軽易な業務であれば、労基署長の許可を得れば修学時間外に限って使用する事ができるのであって、修学時間内に使用できるという例外規定はなく、かつ、旅館、料理店、飲食店または娯楽場における業務は許可はされないということになります。（年少者労働基準規則９条）

投稿日：2020/05/25 09:24　ID：QA-0093550

相談者より

詳細なご説明、大変参考になりました。
すっきりいたしました、ありがとうございました。

投稿日：2020/05/25 10:25　ID：QA-0093561大変参考になった

年齢

13歳異常であれば、「非工業的事業」について、労働基準監督署長の許可を受けることを条件に、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ労働が軽易な職業について使用は認められています。
深夜労働などはもちろん禁止です。

投稿日：2020/05/25 10:57　ID：QA-0093565

相談者より

勉強になりました。
ありがとうございました。

投稿日：2020/05/25 18:14　ID：QA-0093587大変参考になった

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、家族が経営する旅館業務に従事されているという事でしたら、家事ではございませんので家事使用人とはなりません。但し、当該旅館が同居の家族のみを使用する事業であれば労働基準法は適用されませんので、13歳未満の就労禁止に反する事にはなりません。

勿論、フィクション映画での話ですので、仮に法令に反する内容が見られても直ちに問題となるものではございません。

投稿日：2020/05/25 17:26　ID：QA-0093577

相談者より

ありがとうございました。
設定では家族以外の従業員もいたので労基法違反ということでしょうか？

投稿日：2020/05/25 18:14　ID：QA-0093586大変参考になった

再度お答えいたします

ご返事下さいまして感謝しております。

「設定では家族以外の従業員もいたので労基法違反ということでしょうか？」
―　そのような状況であれば適用除外とはなりませんので、労働させる事は認められないものといえます。

投稿日：2020/05/25 20:46　ID：QA-0093594

相談者より

すっきりいたしました！
重ね重ねありがとうございました！

投稿日：2020/05/26 09:25　ID：QA-0093601大変参考になった