自己都合vs会社都合退職金
いつも大変お世話様でございます。
米系外資人事です。全世界に独立した支社があり(まったくの別会社)ます。このたび日本オフィスに在籍しているスタッフがアジアのオフィスに移る事になりました。 これは自分で異動を申し出たのではなく、当該社員の上司(海外オフィス勤務)より、海外での勤務をオファーされているものです。通常本人の希望で海外オフィスへ異動する場合は日本のオフィスを一旦退職させる形で進めます。(重複しますが全くの別会社への転職と考え)この場合は自己都合レートで退職金を計算します。今回のような"上司からのスカウトによる異動”は自己都合とすべきか会社都合のレートとすべきかルールがなく困っております。一般的にこのような状況の場合は、どちらを採択するのが適当なのでしょうか?
ご教示頂ければ幸いです。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
H
投稿日:2006/05/15 19:03 ID:QA-0004672
- *****さん
- 東京都/その他業種(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
自己都合vs会社都合退職金
■全世界の支社(=オフィス)は、それぞれの国の法律に基づき設立された法人であるのみならず、雇用面においても自己完結型方式を採っておられるものと推察致します。
■今回の事例では、当該社員の上司個人(海外の別会社にご勤務の方が、どうして日本法人に勤務中の当該スタッフの上司であり得るのか理解できませんが)の勧誘であり、現所属会社或いは当該海外会社のいずれも関与しているわけではありません。この個人的オファーを受けるかどうかは当該スタッフ次第です。
■従って、現所属会社からの自己都合退社というのが筋道の通った合理的な措置と考えます。
投稿日:2006/05/15 20:41 ID:QA-0004673
相談者より
川勝様、
クリアなご回答いただきありがとうございました。 オファーの受諾は本人の判断、という点で十分納得致しました。(受けなくても現職@日本を失うわけではない、という意味も含めて) 大変参考になりました。 ありがとうございました。
h
投稿日:2006/05/16 09:38 ID:QA-0031931大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
自己都合vs会社都合
所謂『Open Resourse』なのでしょうか?
いろいろな外資系企業を見ていますが、一旦退職と言ったCaseは初めてです。
Parent Companyを決めた上で、GlobalのOfficeをあちこち転勤し、最終的には当該Parent Companyで退職とするCaseが多いように思っていました。
弊社の顧客も、何社かはこのParent Company方式を取っています。
国によっては、年金等の問題から当該方式の方が社員の将来のことを考えると良い場合があるからです。
当案件では、Offerを受けた上で本人が判断し転勤を選んだのですから、国内の転職と考えられなくもありませんので、転職による自己都合退職として判断しても良いと考えます。
投稿日:2006/05/15 23:01 ID:QA-0004675
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