状況の伝達と指揮命令
外部にお客様コールセンターを委託しております。
預り修理品についての問い合わせが、あるとコールセンターから社内の修理部門へ聞いて返事をしています。
問い合わせの内容によっては、修理部門の社員が、返事の仕方を指示する(教える)こともあります。
製品の技術的な内容は、修理部門の方が詳しく、止むをえないものと考えております。
このような場合も、指揮命令として偽装請負と判断されてしまうのでしょうか
修理状況の伝達が、指揮命令とみなされることがあるのでしょうか
どうぞよろしくお願いします。
投稿日:2011/07/20 17:47 ID:QA-0044943
- アリさんさん
- 東京都/商社(専門)(企業規模 101~300人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
詳しい業務事情が分かりかねますので確答は出来ませんが、通常こうしたケースでは業務請負契約に基きその場で直接返答出来る範囲内でのみ委託先が対応し、即答出来ない場面では修理部門に連絡しそちらできちんと二次対応してもらうといった方法が一般的であり、業務分担も明確であって適切な運営手法といえます。
仮にそうした方法で対応出来ない事態が頻繁に発生し、修理部門の社員が業務上の指示を行わなければ業務運営が進まない流れになっているとすれば、懸念されている通り正常な請負状態とはみなされない可能性もあるものといえます。
返事の仕方程度であれば、高度な知識迄は不要と考えられますので事前にマニュアルを作成しておきますとコールセンターのみでも殆どが対応出来るはずです。そうではない技術的な部分に関わる応対までコールセンターに負わせるというのでは適正な業務範囲を超えており、顧客にとりましても専門的知識を持たない委託先スタッフの対応のみで満足が得られる可能性は低くデメリットも大きいものといえます。従いまして、可能であれば今一度コールセンターでの対応可能な範囲を限定される等現行の請負内容を見直しされることをお勧めいたします。
投稿日:2011/07/20 23:31 ID:QA-0044946
相談者より
参考にさせていただきます。ありがとうございました。
投稿日:2011/07/21 09:25 ID:QA-0044948参考になった
プロフェッショナルからの回答
指揮命令
「返事の仕方を指示する(教える)」というのは、そのまま取れば単なる情報伝達であり、派遣法が禁ずる「指揮」とは考えにくいと思います。その社員の方が、コールセンタースタッフの業務管理や作業指示を恒常的にしているものでなければ、恐らくは問題ないと考えます。
投稿日:2011/07/22 23:31 ID:QA-0045003
相談者より
当方の理解と概ね同じですので、安心しました。
ありがとうございます。
投稿日:2011/08/17 09:51 ID:QA-0045411大変参考になった
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