外国人社員の税金&保険について
外国人社員をローカル社員として雇い入れる場合、日本での税金(所得税、住民税、地方税など)や社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険など)は日本人と同じ扱いになるものなのでしょうか?(日本人同様、給与明細にその詳細が明記され、必要に応じて天引き)
加えまして、彼ら母国での税金・保険などの扱いはどのようになるものなのでしょうか?その関係がまだよく分かっておりませんので、是非アドバイス頂けましたら幸いです。ちなみに「Expat(通常2年程度で母国へ帰る)」のケースではいかがでしょうか?同じ扱いでしょうか?
新人なものでして、かなり基礎的な質問で大変恐縮です。何卒アドバイスの程よろしくお願い申し上げます。
投稿日:2006/03/27 01:12 ID:QA-0004176
- *****さん
- 東京都/半導体・電子・電気部品(企業規模 301~500人)
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外国人社員の税金&保険について
localで外国人を採用した場合:
その採用時の条件提示にもよりますが、何もないとして、基本的には、日本人採用と同じとなります。
したがって、基本給等を決めそこから社会保険料・所得税等を控除することとなります。
外国人採用にあたっては、在留資格が問題になる場合がありますので、確認をきちんとされることをお勧めします。
彼らの、母国での所得税の扱いは、(日本法人においての賃金に対しては)非居住者となりますので、課税とはなりませんが、国により租税条約・社会保険の年金協定がある場合、その扱いに違いがありますので、気をつけてください。
年金協定では、その期間通算するのかしないのか等々の問題もあります。
但し、日本の国内法人の社員の場合、社会保険は強制適用となりますので、むしろ、母国での扱いが問題になる場合もあるということです。
Exp'sの場合:
この場合は、支払金額がNetで決まっている場合が殆どですので、所得税・社会保険料等会社負担としている会社が多いのではないでしょうか?
従って、所得税はGross up計算をすることとなります。
所得税については、非居住者・居住者によって扱いがちがいます。
また、母国での所得があった場合、永住者・非永住者によって、その課税範囲が違ってきます。
以上、回答になっていますでしょうか?
投稿日:2006/03/27 19:50 ID:QA-0004197
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