ポイント制退職金の運用について
今般、当社でポイント制退職金を導入することで労使の合意を得て今4月よりスタートするところです。
運用開始にあたって、現行制度による退職金額を計算(3月末で仮に会社都合退職したものとして)した上で、その金額をポイントに換算して、みなし累計ポイントとし、この累計ポイントに来年4月に初めて付与される勤続ポイントと職能ポイントを加算して、運用することになるわけです。
ところで、今回「みなし累計ポイント」を算出して、例えば会社都合退職金額が100万円の人は100ポイントとなるわけですが、この100ポイントの管理方法として形式上、「勤続ポイント」としておけばいいのか、それとも一定の比率で「勤続ポイント」と「職能ポイント」に分けておいた方がいいのか、ご教示頂きたいと思います。
各個人に通知する通知書上の格好としては、みなし累計ポイントも何らかの形で「勤続ポイント」と「職能ポイント」とに分けておいた方がいいと思うのですが、いかがでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
投稿日:2005/03/09 10:50 ID:QA-0000251
- 藤澤 昌晴さん
- 東京都/その他業種(企業規模 301~500人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ポイント制退職金の管理・運用について
【アドバイス】
<勤続ポイントと職能ポイントを分けて管理し、また各社員へも分けて通知しては如何ですか>
・ ポイント制退職金制度の導入により、基本給と連動しない安定した制度と在職中の会社貢献度を退職金に反映するという趣旨でのポイント制退職金制度だと考えます。
・ 以下の理由から勤続Pと職能Pを分けた管理をお勧めいたします。(勤続P・職能Pの数と比率が定かではありませんが)
将来的に発生する可能性がある問題として
① 基礎となる勤続Pと職能Pの制度自体の見直し(ポイントの数、付与割合)
② 抜本的な制度改定への対応として(DCまたは前払い制度等への移行)
③ シュミレーション(全社、男女、各年代別)、モデル(標準、最速、最遅)の作成
・ なお、みなし累計ポイントの配分については導入過程での検討を踏まえ、その中で重視したポイントを基準に配分されては如何でしょうか
投稿日:2005/03/10 07:59 ID:QA-0000252
相談者より
投稿日:2005/03/10 07:59 ID:QA-0030081参考になった
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